サムソン 5−4 統一 (桃園国際)
(勝)アン・ジマン 1勝 (敗)ボンサー 1敗
15日、初戦のボローニャ戦に勝利した韓国代表サムソンは17日、すでに準決勝進出を決めていたが、台湾シリーズ優勝チーム・統一セブンイレブンライオンズと対戦した。
サムソンは1回表、統一の先発羅錦龍から3つの四死球で2アウト満塁のチャンスを作ったが無得点に終わった。統一もサムソンの先発キム・ヒィゴルから2アウト1,2塁のチャンスをつくったが、こちらも無得点に終わった。サムソンは3回表2アウトから4番パク・ソンミンがヒットで出塁すると、続く5番イ・スンヨプ(オリックス)のタイムリーで1点を先制した。
統一も3回裏3番潘武雄、5番陳?基のタイムリーで2-1と逆転した。サムソンも4回表先頭の7番キム・テワンの2塁打、8番イ・ジヨンへの死球でチャンスを作ると、2アウト後2番チョン・ヒョンシクの2点タイムリーで3-2と逆転した。サムソンは5回表先頭のパク・ソンミンの2塁打でチャンスを作ると、内野ゴロの間に3塁へ進み6番パク・ハニの犠牲フライで1点を追加した。キム・ヒィゴルは4回途中で2番手パク・クンホンに交代し、無失点の好投を続けた。
サムソンは6回表、統一の2番手林岳平からチャンスを作ったが、代わった3番手邱子緂に抑えられた。統一は7回裏、サムソンの4番手チョ・ヒョングンから3番潘武雄のタイムリーで1点を返し、7回途中から4番手傅于剛が登板し無失点に抑えた。そして統一は8回裏、サムソンの5番手シム・チャンミンから代打蠟志偉の犠牲フライで4-4の同点に追いついた。
サムソンは9回表、統一の5番手ボンサーから得点を奪えなかった。統一も9回裏、サムソンの6番手アン・ジマンから得点を奪えず、4-4の同点のまま延長戦に突入した。サムソンは10回表ボンサーから先頭のイ・スンヨプがヒットで出塁したが、代走カン・ミョングが飛び出してしまいアウトとなってしまった。1アウト後キム・テワンが四球で出塁すると、すかさず代走パク・チャンドは2塁へ盗塁した。そして代わった統一の6番手ビスカイーのから代打ウ・ドンギュンのタイムリーで待望の1点を勝ち越した。
最後はアン・ジマンが三者凡退に抑え、サムソンが延長戦を制し2勝で予選リーグA組1位通過が決定した。サムソンは18日19時半過ぎ(日本・韓国時間)より準決勝で予選リーグB組2位のキャンベラ・キャバルリー(オーストラリア代表)と決勝進出をかけて対戦する。