NCは17日、先日FA(フリーエージェント)を行使したイ・ジョンウク外野手(33)と契約期間4年、契約金28億ウォン、年俸5億ウォン、オプション2億ウォンの総額最大50億ウォン、ソン・シホン内野手(33)と契約期間4年、契約金12億ウォン、年俸4億ウォン、オプション2億ウォンの総額最大30億ウォンで契約した。
イ・ジョンウクは大学卒業後2003年現代へ入団したが、2004年から2005年まで兵役に就いたあと自由契約となった。2006年トゥサンへ移籍しこの年51盗塁で盗塁王に輝くと、主力外野手として活躍を続けた。2008年北京五輪、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)、2010年広州アジア大会の韓国代表にも選ばれた。2013年シーズンは110試合に出場、打率.307、6本塁打、52打点、30盗塁。プロ11年間の通算成績は913試合に出場、打率.293、970安打、314打点、78盗塁。
ソン・シホンは大学卒業後2003年トゥサンへ入団し、ショートのレギュラーとして活躍してきたが、2011年以降故障などで出場機会が減少していた。2010年広州アジア大会、2013年WBC(ワールドベースボールクラシック)の韓国代表に選ばれている。2013年シーズンの成績は93試合に出場、打率.252、1本塁打、26打点、3盗塁。プロ11年間の通算成績は953試合に出場、打率.264、781安打、345打点、21盗塁。
初の1軍参入となった2013年シーズン7位と健闘したNCは、実績のある2人のベテラン選手の加入でさらなる上位進出を図る。なお、2人の主力を失ったトゥサンにとってはあまりにも大きな痛手となった。なお、新球団NCからは1軍加入から2年以内(2013年オフまで)はFA移籍による人的補償を求めることができないため、トゥサンはイ・ジョンウク(1億9700万ウォン)、ソン・シホ(1億8000万ウォン)の2013年の年俸の3倍に相当する金銭での補償(11億3100万ウォン)のみ受け取ることしかできない。