SK 10−5 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョン・ビョンドゥ 2勝1敗 (敗)イ・ジョンフン 2勝9敗1S
(本塁打) ロッテ : パク・チョンユン 8号
ロッテは1回裏、SKの先発の大卒新人ムン・グァンウンから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制し、2回裏8番パク・チョンユンの2ランでリードを広げた。SKは3回表、ロッテの先発イ・ジェゴンから2番チョン・グヌのタイムリーで1点を返し、4回表8番チョン・サンホ、代打イ・ホジュンのタイムリーで3−3の同点に追いついた。ロッテは4回裏、SKの2番手キム・ウォンヒョンからパク・チョンユンのタイムリーで2点を勝ち越したが、SKも5回表7番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返した。SKは7回表ロッテの3番手イ・ジョンフンから5番ナ・ジュファンの内野ゴロの間、7番チェ・ジョンのタイムリーで6−5と逆転し、代わったロッテの4番手キム・サユルから途中出場の8番パク・キョンワン、イ・ホジュンのタイムリーで2点を追加した。
SKは8回表にもロッテの5番手ペ・ジャンホからナ・ジュファン、6番キム・ガンミンのタイムリーで2点を追加し、最後は4番手チョン・ビョンドゥが相手の反撃を断ち、追走してくる2位サムソンから逃れるかのように執念で逆転勝ちした。6回から9回まで無失点に抑えたチョン・ビョンドゥが2勝目。19安打と爆発した打線ではチェ・ジョンが3安打2打点と活躍。最近好調の4位ロッテは相変わらずリリーフ陣がリードを守れず、またもや勝率5割を切ってしまい、首位SKとの地力の差を見せ付けられた。打線では5番カン・ミンホが3安打、パク・チョンユンが1本塁打4打点と活躍。
サムソン 2−0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チャ・ウチャン 8勝1敗 (セーブ)アン・ジマン 8勝3敗9S (敗)チェ・ソンミン 1勝1敗
サムソンは4回表、LGの先発チェ・ソンミンから7番チョ・ヨンフンの内野ゴロの間に1点を先制し、先発チャ・ウチャンも無失点の好投を続けた。さらに6回表チェ・ソンミンの暴投で1点を追加すると、チャ・ウチャンも四死球を出しながらではあったが7回まで投げきった。LGもキム・ソンギュ、イ・サンヨルなどが好投し追加点を与えなかったが、サムソンは8回表からクォン・ヒョクを登板させた。
最後は3番手アン・ジマンが抑え、2位サムソンが投手戦を制し5連勝となり、首位SKを追いかけ続けている。7回を無失点に抑えたチャ・ウチャンは、2010年シーズン初勝利からの連勝記録を8に伸ばした。サムソンはわずか2安打に抑えられたが、勝負どころで打線が機能した。6位LGは先発の20歳の若手左腕チェ・ソンミンが6回1失点と好投したが、5併殺と打線の援護に恵まれず不運にもプロ初黒星がついた。なお、5番イ・ジニョンが7回裏プロ12年目にして史上32人目の通算1300本安打を記録。
トゥサン 1−2 ハンファ (大田)
(勝)デポーラ 6勝11敗2S (セーブ)パク・チョンジン 2勝4敗9S (敗)イム・テフン 9勝11敗1S
ハンファは1回裏、トゥサンの先発イム・テフンから相手が盗塁でチャンスを作り、3番チャン・ソンホの内野ゴロの間に1点を先制した。3回裏には4番キム・テワンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの先発デポーラは毎回のようなピンチを抑えてきたが、トゥサンは6回表6番イ・ソンヨルの犠牲フライで1点を返し、マウンドを2番手ユン・ギュジンに譲った。トゥサンも8回裏には2番手イ・ヒョンスンを登板させるなど追加点を許さなかった。
最後は3番手パク・チョンジンがこの1点のリードを守りきり、最下位ハンファが両チーム合計9安打の投手戦を制し、試合のなかった7位ネクセンとの差を縮め最下位脱出に望みをつないだ。6回途中まで1失点に抑えたデポーラが6勝目。3位トゥサンは先発イム・テフンが7回を2失点と好投したが、打線がわずか4安打に抑えられてしまい3連敗となり、5連勝中の2位サムソンとの差が開いている。