プロ野球の国際大会として日本、韓国、台湾、中国、オーストラリアの各地域のチームが出場し、アジアナンバー1を決める2012年のアジアシリーズは、8日、釜山・社稷野球場で開幕する。
今大会はこれまで日本、台湾で開催されたアジアシリーズ(4チーム出場)より多い6チームが出場するため、日程などの都合もあり3チーム2組に分けて総当たりのリーグ戦を行う。そして各組1位が11月11日の決勝戦で対戦し、優勝を決定する。優勝賞金は5億ウォンで、準優勝チームは3億ウォン、その他のチームには5000万ウォンずつが支払われる。
開幕前日の7日、韓国シリーズ優勝チームのサムソンのリュ・ジュンイル監督、開催地枠で出場のロッテのクォン・ドゥジョ監督代行、日本シリーズ優勝チームの読売の原辰徳監督、台湾シリーズ優勝チームのLamigoの洪一中監督、オーストラリアリーグ優勝チームのパース・ヒートのフィッシュ監督、中国プロ野球選抜チームのチャイナスターズの宋平山監督が出席し、釜山市内のホテルで記者会見が開かれた。
【2012年アジアシリーズ 日程】
※ 会場はすべて釜山・社稷野球場
11月8日 12時 チャイナスターズ−Lamigo(台湾シリーズ優勝チーム)
18時 ロッテ(開催地枠)−パース(オーストラリア代表)
11月9日 12時 パース−読売(日本シリーズ優勝チーム)
18時 サムソン(韓国シリーズ優勝チーム)−Lamigo
11月10日 12時 読売−ロッテ
18時 チャイナスターズ−サムソン
11月11日 14時 決勝戦
(雨天による順延などを考慮し、12日を予備日として設定)