トゥサン−ネクセン(ソウル・木洞)、キア−LG(ソウル・蚕室)は雨天ノーゲーム。
ハンファ 3−6 サムソン (浦項)
(勝)チャン・ウォンサム 14勝4敗 (セーブ)オ・スンファン 2勝1敗26S (敗)パク・チャンホ 5勝7敗
(本塁打) ハンファ : イ・ヨサン 2号 サムソン : チェ・ヒョンウ 12号
この試合は、2012年7月に完成したばかりの浦項(ポハン)の新球場最初の公式戦となった(2013年以降サムソンが準本拠地として使用予定)。ハンファは1回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を先制した。サムソンは4回裏、ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)から5番チェ・ヒョンウ、6番チン・ガビョンのタイムリーで2-1と逆転し、5回裏相手の暴投で1点を追加した。ハンファは6回表2番イ・ヨサンの本塁打、5番イ・デスのタイムリーで3-3の同点に追いついたが、サムソンは6回裏チェ・ヒョンウの本塁打で1点を勝ち越した。
サムソンは7回裏、ハンファの2番手パク・チョンジン、3番手ヤン・フンから3番イ・スンヨプ(元オリックス)、チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を追加し、8回以降アン・ジマン、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、浦項での初勝利で3連勝となった。7回を3失点に抑えたチャン・ウォンサムは最多勝争いトップの14勝目。打線ではチェ・ヒョンウが3安打1本塁打3打点と活躍。最下位ハンファはパク・チャンホが6回4失点と最低限の役割を果たしたが、リリーフ陣が打たれ敗北を確定させてしまった。
SK 2−5 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョン・デヒョン 1勝 (セーブ)キム・ソンベ 2勝3敗2S (敗)オム・ジョンウク 4勝4敗3S
ロッテは3回裏、SKの先発キム・グァンヒョンから4番カン・ミンホのタイムリーで2点を先制した。SKは6回表、それまで抑えられていたロッテの先発ユーマンからチャンスを作ると、代わったロッテの2番手チョン・デヒョンから3番チェ・ジョンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。だがロッテは7回裏、SKの2番手オム・ジョンウクから1番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わったSKの3番手パク・ヒィスからカン・ミンホのタイムリーで2点を追加した。
ロッテは8回途中からイ・ミョンウ、チェ・デソン、キム・ソンベの継投で相手の反撃を断ち、依然3位ながら5連勝で試合が雨天中止となった2位トゥサンとのゲーム差が1に縮まった。チョン・デヒョンがロッテ移籍後初勝利。打線ではカン・ミンホが4打点、2番キム・ジュチャンが3安打と活躍。SKはリリーフ陣が打たれ、試合が雨天中止となったキアを勝率で下回り5位へ後退。