DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン、浦項初の公式戦で3連勝  3位ロッテ5連勝


トゥサン−ネクセン(ソウル・木洞)、キア−LG(ソウル・蚕室)は雨天ノーゲーム。


ハンファ 3−6 サムソン   (浦項
(勝)チャン・ウォンサム 14勝4敗  (セーブ)オ・スンファン 2勝1敗26S  (敗)パク・チャンホ 5勝7敗
本塁打) ハンファ : イ・ヨサン 2号  サムソン : チェ・ヒョンウ 12号
 この試合は、2012年7月に完成したばかりの浦項(ポハン)の新球場最初の公式戦となった(2013年以降サムソンが準本拠地として使用予定)。ハンファは1回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を先制した。サムソンは4回裏、ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)から5番チェ・ヒョンウ、6番チン・ガビョンのタイムリーで2-1と逆転し、5回裏相手の暴投で1点を追加した。ハンファは6回表2番イ・ヨサンの本塁打、5番イ・デスのタイムリーで3-3の同点に追いついたが、サムソンは6回裏チェ・ヒョンウの本塁打で1点を勝ち越した。
 サムソンは7回裏、ハンファの2番手パク・チョンジン、3番手ヤン・フンから3番イ・スンヨプ(元オリックス)、チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を追加し、8回以降アン・ジマン、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、浦項での初勝利で3連勝となった。7回を3失点に抑えたチャン・ウォンサムは最多勝争いトップの14勝目。打線ではチェ・ヒョンウが3安打1本塁打3打点と活躍。最下位ハンファはパク・チャンホが6回4失点と最低限の役割を果たしたが、リリーフ陣が打たれ敗北を確定させてしまった。


SK 2−5 ロッテ   (釜山・社稷
(勝)チョン・デヒョン 1勝  (セーブ)キム・ソンベ 2勝3敗2S  (敗)オム・ジョンウク 4勝4敗3S
 ロッテは3回裏、SKの先発キム・グァンヒョンから4番カン・ミンホのタイムリーで2点を先制した。SKは6回表、それまで抑えられていたロッテの先発ユーマンからチャンスを作ると、代わったロッテの2番手チョン・デヒョンから3番チェ・ジョンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。だがロッテは7回裏、SKの2番手オム・ジョンウクから1番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わったSKの3番手パク・ヒィスからカン・ミンホのタイムリーで2点を追加した。
 ロッテは8回途中からイ・ミョンウ、チェ・デソン、キム・ソンベの継投で相手の反撃を断ち、依然3位ながら5連勝で試合が雨天中止となった2位トゥサンとのゲーム差が1に縮まった。チョン・デヒョンがロッテ移籍後初勝利。打線ではカン・ミンホが4打点、2番キム・ジュチャンが3安打と活躍。SKはリリーフ陣が打たれ、試合が雨天中止となったキアを勝率で下回り5位へ後退。