DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手ユーマンと契約、サドースキーと再契約

 ロッテは2日、2012年シーズンの新外国人選手として、シェーン・ユーマン投手(32)と契約金10万ドル、年俸20万ドルの総額30万ドルで契約した。
 米国出身のユーマンは、大学卒業後2002年メジャーリーグピッツバーグパイレーツと契約し、2006年メジャーリーグ初昇格を果たした。2007年メジャー初勝利を含む3勝をあげたが、2008年フィラデルフィアフィーリーズに移籍したもののマイナーリーグでしか登板できず、この年の途中からアトランティックリーグなど米国・独立リーグでプレーし始めた。2011年はシーズン途中、米国・アトランティックリーグから台湾プロ野球・Lamigoへ移籍すると5勝を記録し、2011年末はドミニカウィンターリーグに参加し活躍していた。
 ユーマンは身長195cmの長身左腕で、左のエースだったチャン・ウォンジュンが軍へ入隊したため、ロッテでは先発として起用されると思われる。メジャーリーグ通算2年間の成績は21試合に登板、3勝7敗、防御率5.13。マイナーリーグ独立リーグの通算10年間の成績は283試合に登板、55勝37敗23セーブ、防御率3.80。  

 またロッテはライアン・サドースキー投手(29)と契約金10万ドル、年俸34万ドルの総額44万ドルで再契約した。サドースキーは2011年シーズン25試合に登板、11勝8敗、防御率3.91の成績で、2年連続2ケタ勝利を記録した。本人が米国球界復帰を検討しているという話もあったが、代役となる外国人選手も見つからなかったようで、結局韓国で3年目のシーズンを迎えることとなった。
 これでロッテは2012年シーズンの外国人選手枠2名ともに投手とすることに決まった。