ロッテは2日、2012年シーズンの新外国人選手として、シェーン・ユーマン投手(32)と契約金10万ドル、年俸20万ドルの総額30万ドルで契約した。
米国出身のユーマンは、大学卒業後2002年メジャーリーグ・ピッツバーグパイレーツと契約し、2006年メジャーリーグ初昇格を果たした。2007年メジャー初勝利を含む3勝をあげたが、2008年フィラデルフィアフィーリーズに移籍したもののマイナーリーグでしか登板できず、この年の途中からアトランティックリーグなど米国・独立リーグでプレーし始めた。2011年はシーズン途中、米国・アトランティックリーグから台湾プロ野球・Lamigoへ移籍すると5勝を記録し、2011年末はドミニカウィンターリーグに参加し活躍していた。
ユーマンは身長195cmの長身左腕で、左のエースだったチャン・ウォンジュンが軍へ入隊したため、ロッテでは先発として起用されると思われる。メジャーリーグ通算2年間の成績は21試合に登板、3勝7敗、防御率5.13。マイナーリーグと独立リーグの通算10年間の成績は283試合に登板、55勝37敗23セーブ、防御率3.80。
またロッテはライアン・サドースキー投手(29)と契約金10万ドル、年俸34万ドルの総額44万ドルで再契約した。サドースキーは2011年シーズン25試合に登板、11勝8敗、防御率3.91の成績で、2年連続2ケタ勝利を記録した。本人が米国球界復帰を検討しているという話もあったが、代役となる外国人選手も見つからなかったようで、結局韓国で3年目のシーズンを迎えることとなった。
これでロッテは2012年シーズンの外国人選手枠2名ともに投手とすることに決まった。