キアは2日、アキリーノ・ロペス投手(36)を自由契約選手にすることとした。
2009年初めてキアと契約したドミニカ共和国出身のロペスは、この年14勝と最多勝投手になり、チームの12年ぶりの韓国シリーズ優勝に貢献した。翌2010年は不運もあり4勝どまりだったが、前年の実績を評価され再契約となった。2011年は26試合に登板、11勝9敗1セーブ、防御率3.98の成績で、11月末に提出された2012年保留選手名簿にも記載されていた。だが再契約は微妙で、キアはまだ2012年シーズンの新外国人選手の契約を発表していないものの、自由契約公示とすることにした。韓国通算3年間の成績は82試合に登板、29勝24敗2セーブ、防御率3.88。先発としてある程度の計算がたつ貴重な外国人投手であり、自由契約となったロペスを韓国の他の球団が獲得に乗り出す可能性は少なくない。