ロッテは23日、チェ・ヒャンナム投手(40)をウェーバー公示し自由契約にしたことを発表した。
チェ・ヒャンナムは高校卒業後1990年ヘテ(現キア)に入団し、1997年LGへ移籍し頭角を現した。だが自由奔放な性格でチャレンジャー精神にあふれ、2005年当時在籍していたキアを退団し、渡米してメジャーリーグに挑戦しようとした。結局マイナーリーグ止まりで2007年ロッテに入団し、2年間活躍したのち2009年また渡米しマイナーリーグでプレーしたものの、夢であるメジャーリーグ昇格は果たせなかった。
2010年は日本プロ野球・オリックスのテストを受けたが不合格で、シーズン途中から日本の四国九州アイランドリーグ・徳島でプレーした。2011年シーズンはロッテに復帰したものの、ひじの故障に悩まされこれまで1試合も登板できず、あえなく放出されることになってしまった。韓国での19年間の通算成績は243試合に登板、51勝65敗15セーブ4ホールド、防御率4.04。