現代−ＳＫ(仁川・文鶴)、ＬＧ−ハンファ(大田)は雨天中止。
サムソン ２−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）クム・ミンチョル １勝４敗 （セーブ）チョン・ジェフン ２勝１敗１９Ｓ （敗）イム・チャンヨン ３勝５敗
トゥサンは1回裏サムソンの先発イム・チャンヨンから3番コ・ヨンミンのタイムリーで1点を先制し、2回裏1番イ・ジョンウクのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの先発は2006年まで米国マイナーリーグでプレーし、韓国初先発となったイ・スンハクだったが、好投するものの5回表2死1，3塁のピンチを迎え、あと1アウトというところで降板する。このピンチは2番手クム・ミンチョルがしのいだ。
トゥサンは6回裏サムソンの3番手チャ・ウチャンから9番イ・デスの犠牲フライで1点を追加した。サムソンは7回表トゥサンの3番手キム・スンフェから6番チン・ガビョンのタイムリー、代わった4番手の高卒新人イム・テフンから7番キム・ハンスのタイムリーで2点を返した。トゥサンはその裏サムソンの5番手クォン・ヒョクから6番アン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点を追加すると、イム・テフン、先発で結果を残せず抑えに復帰したチョン・ジェフンが反撃を許さずトゥサンが勝利した。
これで2位トゥサンは試合が雨天中止となった首位ＳＫとのゲーム差を4.5に縮めた。2番手クム・ミンチョルが今季初勝利。サムソンは先発イム・チャンヨンが2回3失点で降板したのが誤算で、連勝も3で止まり再び勝率5割を切った。
ロッテ ２−７ キア （光州）
（勝）ユン・ソンミン ５勝１２敗 （セーブ）ロドリゲス １Ｓ （敗）チェ・ヒャンナム ５勝７敗
最下位攻防戦となったこの試合は、7位ロッテが3回表キアの先発ユン・ソンミンから1番チョン・スグンのタイムリーで1点を先制した。最下位キアは4回裏ロッテの先発チェ・ヒャンナムから6番キム・ウォンソプのタイムリー、9番キム・ジョングクの犠牲フライと相手のエラーで4−1と逆転した。5回裏にはロッテの4番手ナ・スンヒョンから8番キム・サンフンのタイムリーで1点を追加した。
ロッテは8回表キアの3番手ムン・ヒョンジョンから2番イ・イングのタイムリーで1点を返すが、キアはその裏ロッテの6番手ペ・ジャンホから1番イ・ヨンギュ、4番チェ・ヒィソプのタイムリーで2点を追加した。最後はロドリゲスが抑え、キアが今季2度目の3連勝でロッテ戦の連敗を8で止め、ゲーム差も3.5に縮めた。24日に21回目の誕生日を迎えたユン・ソンミンは7回途中まで1失点に抑え、自身の連敗を5で止めた。5月に入団したロドリゲスは韓国初セーブ。なお1カ月ぶりに1軍復帰したイ・ジョンボムは、5回から途中出場しレフトの守備につき2打席に立った。
キアは15日に開幕したサマーリーグで4勝1敗と好調で、現在首位に立っている。ロッテはわずか6安打に抑えられ、最下位キアにじりじりと近寄られ上位進出をうかがうどころではなくなってきた。
