ロッテは26日、2008年まで在籍していたチェ・ヒャンナム投手(39)と契約期間1年、年俸7000万ウォンで契約した。
チェ・ヒャンナムは高校卒業後1990年ヘテ(現在のキア)に入団したが、さしたる実績もなく1997年トレードでＬＧへ移籍した。1997年先発で起用され8勝し頭角を現すと、1998年12勝しチームの韓国シリーズ進出に貢献した。その後2003年負傷などで1試合も登板できなかったため、2004年キアへトレードされた。だがあまり活躍できず、2005年限りでキアを退団し、2006年は米国メジャーリーグ・クリーブランドインディアンズ傘下のAAA級マイナーリーグでプレーし、好成績を収めたがメジャー昇格できなかった。
2007年から2008年まではロッテに在籍し先発にリリーフに活躍したあとまたもや渡米し、ロサンゼルスドジャーズ傘下のAAA級マイナーリーグでプレーしたが、メジャー昇格はならず、2010年は不調でシーズン途中マイナーリーグから解雇された。同年7月、日本・四国九州アイランドリーグの徳島と契約し、シーズン終了までプレーした。
チェ・ヒャンナムはロッテへの復帰を希望し、ロッテ側もチェ・ヒャンナムのような経験豊富な投手をほしがっていたため、互いの希望が一致し契約に至った。韓国でのプロ18年間の通算成績は243試合に登板、51勝65敗15セーブ、防御率4.04。2011年40歳を迎える異色の右腕は、ヤン・スンホ監督を迎えた新体制のロッテで最後の輝きを見せられるであろうか。
（12月26日現在の為替レート : 1000万ウォンが約71万9800円。）
（文責 ： ふるりん）
