2月のKBO(韓国野球委員会)理事会で加盟が承認されたNCソフトの新球団創設に関する記者会見が31日、本拠地を予定している韓国南部の地方都市・昌原(チャンウォン)で開かれ、ユ・ヨングKBO総裁、昌原市長などが出席し、キム・テクチンNCソフト代表に既存の8球団の認証を受けた球団加入承認の証明書などを手渡した。これで新球団は今後本格的な活動に入り、選手を集めて早ければ2013年シーズンから1軍リーグ戦に参加し、プロ野球は9球団制となる。
本拠地としては、以前からロッテが準本拠地として使用している馬山野球場を2012年2月までに改装して利用し、昌原市内に新球場を建設する計画を立てている。なお、球団名やマスコットなどは4月中旬から公募して決める予定で、昌原を中心とする慶尚南道の住民の意向を強く反映したものになると予想される。初代団長には、以前ロッテで団長をつとめたイ・サング氏が内定していて、最大の問題である他球団からの供給などによる選手集めに奔走すると思われる。
