KBO(韓国野球委員会)は7日、2018年FA(フリーエージェント)承認選手18名を公示した。4日にFA資格選手22名が公示され、そのうち18名が6日までにFAの行使を申請した。
【2018年 FA承認選手】
キア : ○ キム・ジュチャン(外野手)
トゥサン : △ キム・スンフェ(投手)、◎ ミン・ビョンホン(外野手)
ロッテ : ○ カン・ミンホ(捕手)、◎ ムン・ギュヒョン(内野手)、○ チェ・ジュンソク(内野手)、◎ ソン・アソプ(外野手)、△ イ・ウミン(外野手)
NC : 〇 ソン・シホン(内野手)、◎ チ・ソックン(内野手)、〇 イ・ジョンウク(外野手)
SK : ◎ チョン・ウィユン(外野手)
ネクセン : ◎ チェ・テイン(内野手)
ハンファ : ○ パク・チョンジン(投手)、◎ アン・ヨンミョン(投手)、〇 チョン・グヌ(内野手)
サムソン : ◎ クォン・オジュン(投手)
KT : 〇 イ・デヒョン(外野手)
注 : ◎…新規取得、○…再取得、△資格維持
FA承認選手18名は、11月8日から海外を含むどの球団とも契約することができる。なお、他チームから獲得できるFA選手の人数は規定により2名までとなっている。もし他チームに所属していたFA承認選手と契約した場合、前所属チームに当該選手の2017年の年俸の2倍の補償金とチームが定めた20名の保護選手以外の1名の人的補償か、2017年の年俸の3倍の補償金のみのどちらかを譲渡しなくてはならない。
2018年のFA承認選手のうち、前ロッテのソン・アソプについては10月にMLB(メジャーリーグベースボール)からKBOに身分照会の要請があった。プロ野球界を代表する左の巧打の外野手ソン・アソプは2015年オフシーズン、ポスティングによるMLB移籍を試みたが入札球団はなく失敗した。今後国内、海外を含む選手の移籍市場の動向に注目が集まる。
(文責 : ふるりん)