KBO(韓国野球委員会)は28日、4月2日の2011年シーズン開幕を前に、ソウル市内のホテルで「プロ野球創立30周年記念レセプション」を盛大に開催した。これは1982年に出帆したプロ野球の30周年目のシーズンを祝うもので、500名あまりが出席した。プロ、アマ問わず球界の発展に尽くした野球人のみならず、キム・ヨンサム元大統領など政財界や他のスポーツ界から多数の要人が出席した。また加藤良三NPB(日本プロ野球機構)コミッショナー、趙守博CPBL(台湾プロ野球)コミッショナーなど、海外からも野球関係者が招待された。なお、3月11日、東北・関東(東日本)大震災で甚大な被害をこうむった日本への義援金1億ウォン(約732万円)がKBOとプロ野球8球団によって、武藤正敏駐韓日本大使に伝達された。
なお、祝賀ムードの席では今後の韓国プロ野球発展のビジョンも示され、現在9番目、10番目の新球団設立に向けて準備中であるが、2020年には12球団2リーグ制にまで拡大、年間観客動員数1000万人、経営の黒字転換などの目標があげられた。