KBO(韓国野球委員会)は14日、NPB(日本プロ野球機構)と「日韓クラブチャンピオンシップ」を11月14日(土)13時より、日本・長崎市のビッグNスタジアムで実施することで合意し発表した。
これは、日本、韓国、中国(CBL)、台湾(CPBL)とアジアの4つの国と地域のプロ野球優勝チームが出場し、アジアナンバー1の座を賭けて戦ってきた「プロ野球アジアシリーズ」(2005−2008年)が、毎年開催してきたNPBの財政難、大会の収益が赤字であることと、2005年から07年大会までのスポンサーだったゲームメーカー「コナミ」に代わる新スポンサーと契約できなかったことなどの要因が重なり、2009年以降の開催が事実上不可能となり、その代案として検討されてきたものである。同チャンピオンシップは2009年日本シリーズ、韓国シリーズの優勝チームが出場し、11月14日に1試合のみで行われ、優勝チームには2000万円、敗れたチームには500万円の賞金が授与される。なお、14日に雨天などで実施できなかった場合、翌15日に延期される。試合の実施要綱など細部については今後審議される予定。
なお、台湾プロ野球を統括するCPBL(中華職業野球連盟)が2010年のアジアシリーズ台湾開催を強く主張していることについては、9月28日ソウルで開催される4連盟(KBO、NPB、CPBL、CBL)代表者の会議で論議される予定。