DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チェ・ジンヘン、チャン・ソンホなどと契約更改

 ハンファは7日までに、複数の主力選手たちと2011年シーズンの年俸契約更改を実施した。
 2010年ようやくレギュラーに定着し、主砲として活躍したチェ・ジンヘン外野手(25)は、前年比7000万ウォン増の年俸1億ウォンと3倍以上増加し、プロ8年目にして初の1億ウォン台となった。2010年シーズンは121試合に出場、打率.261、32本塁打、92打点、5盗塁の成績で、本塁打、打点でチームの打撃2冠王となり、日本プロ野球へ移籍したキム・テギュン(千葉ロッテ)、イ・ボムホ(福岡ソフトバンク)の抜けた穴を埋めた。
 また2010年6月キアからトレードで移籍してきたチャン・ソンホ内野手(33)は、前年比5000万ウォン減の年俸2億ウォンとなった。2009年オフFA(フリーエージェント)を行使したが他球団へ移籍できず、仕方なくキアに残留したかつての主力野手は、事実上戦力外となりハンファに3対3の大型トレードで移籍した。しかし負傷の影響もあって思ったような活躍ができず、2010年の成績は74試合に出場、打率.245、4本塁打、29打点、0盗塁と満足のいくものではなかった。現在チャン・ソンホは負傷からのリハビリ中で、4月中の復帰を目指している。
 2010年シーズン途中から抑えを任された左腕パク・チョンジン投手(34)は、前年比4000万ウォン増の年俸7500万ウォンとなった。2010年の成績は56試合に登板、2勝4敗10セーブ、防御率3.06だった。先発投手陣の一角として起用されたが、最多敗戦投手となってしまったユ・ウォンサン投手(24)は、前年比500万ウォン増の年俸6000万ウォンとなった。2010年の成績は27試合に登板、5勝14敗、防御率5.50。
(1月9日現在の為替レート : 1000万ウォンが約74万800円。) 
 
(文責 ; ふるりん