DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ソン・アソプ、ファン・ジェギュン、チョン・デヒョンなどと契約更改

 ロッテは29日までに2016年シーズン再契約対象者45名全員と年俸契約更改を終えた。
 主力外野手として活躍し、2015年WBSCプレミア12韓国代表にも選ばれたソン・アソプ外野手(27)は、前年比1億ウォン増の年俸6億ウォンとなった。2015年シーズンの成績は116試合に出場、打率.317、13本塁打、54打点、11盗塁。またサードのレギュラーとして活躍し、2015年WBSCプレミア12韓国代表にも選ばれたファン・ジェギュン内野手(28)は、前年比1億9000万ウォン増の年俸5億ウォンとなった。2015年シーズンの成績は144試合に出場、打率.290、26本塁打、98打点、11盗塁。オフシーズンにソン・アソプ、ファン・ジェギュンともにポスティングによる米国メジャーリーグ移籍を目指したが入札先はなく失敗した。
 セカンドのレギュラーとして活躍したチョン・フン内野手(28)は、前年比6500万ウォン増の年俸2億1000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は130試合に出場、打率.300、9本塁打、62打点、16盗塁。主にショートで起用されたムン・ギュヒョン内野手(32)は、前年比500万ウォン増の年俸9000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は105試合に出場、打率.245、2本塁打、25打点、4盗塁。
 内野のユーティリティープレイヤーとして成長したオ・スンテク内野手(24)は、前年比3700万ウォン増の年俸7000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は122試合に出場、打率.275、8本塁打、43打点、15盗塁。5月にトレードでKTから移籍し控えとして起用されたアン・ジュンヨル捕手(20)は、前年比1200万ウォン増の年俸4000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は80試合に出場、打率.240、1本塁打、14打点、2盗塁。
 自己最高の成績を残したキム・ムンホ外野手(28)は、前年比1800万ウォン増の年俸7000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は93試合に出場、打率.306、4本塁打、31打点、5盗塁。外野の控えとして起用されたイ・ウミン(33)は、前年比500万ウォン増の年俸7000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は75試合に出場、打率.227、4本塁打、18打点、2盗塁。11月の2次ドラフトでネクセンから移籍してきたパク・ホンド外野手(28)は、前年比3600万ウォン増の年俸8000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は108試合に出場、打率.248、8本塁打、42打点、0盗塁。
 2015年で4年契約が切れたチョン・デヒョン投手(36)は、前年比1億2000万ウォン減の年俸3億8000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は19試合に登板、2勝1敗3セーブ3ホールド、防御率2.95。11月にはWBSCプレミア12韓国代表に選ばれ優勝に貢献したが、登板数が少なかったことで大幅減俸となった。リリーフとして安定した成績を残したホン・ソンミン投手(26)は、前年比6000万ウォン増の年俸1億2000万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は67試合に登板、4勝4敗1セーブ8ホールド、防御率3.95。
 5月にトレードでKTから移籍しリリーフとして活躍したイ・ソンミン投手(25)は、前年比4300万ウォン増の年俸9500万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は68試合に登板、4勝4敗1セーブ8ホールド、防御率3.95。同じくトレードでKTから移籍したパク・セウン投手(20)は、前年比2000万ウォン増の年俸5600万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は31試合に登板、2勝11敗、防御率5.76。
 リリーフとして起用されたイ・ジョンミン投手(36)は、現状維持の年俸6500万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は34試合に登板、1勝4敗1セーブ5ホールド、防御率5.94。シーズン終盤先発として起用されたが結果を残せなかったペ・ジャンホ投手(28)は、前年比700万ウォン減の年俸4600万ウォンとなった。2015年シーズンの成績は9試合に登板、0勝2敗、防御率6.59。

(12月29日現在の為替レート:1000万ウォンが120万3800円。)


(文責:ふるりん