DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  SK、試合会場で公式練習や公式記者会見

 2010年韓国・台湾クラブチャンピオンシップ(11月4,5日)に出場する韓国シリーズ優勝チーム:SKは3日、試合会場となる台中・洲際野球場で公式練習を2時間ほど行った。韓国シリーズが10月19日に終わって2週間あまり、いったん緊張感が切れたとはいえ、真剣勝負の国際試合に向けて投手、野手ともに調整を行った。練習後には台中でキム・ソングン監督(SK)、陳瑞振監督(兄弟)などが出席した公式記者会見も開かれた。なお、4日の第1戦の予告先発はSKがグローバー(元読売)、兄弟がローマンと発表された。
 2年ぶり3度目の韓国シリーズ優勝を成し遂げたSKと対戦するのは、台湾プロ野球の人気球団・兄弟エレファンツである。広州アジア大会にも出場する台湾屈指の好打者・彭政閔や有望な若手野手が並ぶ強力打線、マグレーン、カレン、ローマン、カスティーヨ(元福岡ダイエー)といった強力な外国人投手4人をそろえた投手陣に対して、SKがどのように挑むのか注目したい。なお2試合制のこの大会で2勝したチームには賞金800万台湾ドルが与えられ、1勝1敗の場合は両チームに500万台湾ドルが分け与えられる。2敗したチームにも200万台湾ドルが与えられる。
(11月3日現在の為替レート : 100万台湾ドルが約265万円。)