SKは16日、2016年シーズンの新外国人選手としてヘクター・ゴメス内野手(27)と年俸65万ドルで契約した。
ドミニカ共和国出身のヘクター・ゴメスは2006年、米国メジャーリーグ・コロラドロッキーズと契約し、2011年ロッキーズで初めてメジャーリーグに昇格した。その後ミルウォーキーブルワーズへ移籍し、2014年3年ぶりにメジャーリーグへ昇格した。2015年はブルワーズで66試合に出場、打率.181、1本塁打、7打点、0盗塁の成績だった。メジャーリーグ通算3年間の成績は83試合に出場、打率.183、1本塁打、8打点、0盗塁。マイナーリーグ通算10年間の成績は688試合に出場、打率.259、60本塁打、315打点、65盗塁。主にショート、サードを守って来ていて、内野の層が薄いSKにとっては補強ポイントに合致している。
また2015年シーズン契約していた外国人選手のうち、メリル・ケリー投手(27)とは前年比50万ドル増の年俸75万ドル、クリス・セッドン投手(32・元読売のセドン)とは契約金10万ドル、年俸前年比30万ドル増の40万ドルの総額50万ドルで契約した。韓国1年目だったケリーは2015年シーズン30試合に登板、11勝10敗、防御率4.13と先発ローテーションを守った。2013年SKで14勝をあげ最多勝投手となり、2014年日本プロ野球・読売に移籍し、2015年シーズンは当初台湾プロ野球・Lamigoと契約していた左腕セッドンは、7月SKに復帰した。SKでは14試合に登板、7勝5敗、防御率4.99の成績だった。
もう一人の外国人選手、アンドリュー・ブラウン外野手(31)とは再契約しないことになった。ブラウンは韓国1年目の2015年シーズン137試合に出場、打率.261、28本塁打、76打点、5盗塁の成績だった。チーム最多本塁打だったものの得点圏打率が.232と低く、高い評価を得られなかったようである。
2016年シーズン、SKの外国人選手枠3名はケリー、セッドンと2人の投手、ヘクター・ゴメスと1人の野手で埋まった。