DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  アン・チホンなどと契約更改

 キアは9日までに、56名の2010年シーズン年俸契約更改対象者のうち、18名との更改を終えた。
 特に高卒新人ながらセカンドのレギュラーとして活躍したアン・チホン(19)は、前年比4000万ウォン増と3倍増の年俸6000万ウォンとなった。アン・チホンは2009年シーズン高卒新人ながら123試合に出場、打率.235、14本塁打、38打点、10盗塁の成績を残し、高卒新人の2ケタ本塁打は2001年のキム・テギュン(前ハンファ、現千葉ロッテ)以来8年ぶりとなった。また史上最年少(19歳0ヶ月)でのオールスター戦MVPを受賞し、韓国シリーズ第7戦でも韓国シリーズ史上最年少(19歳3ヶ月)となる本塁打を打ち、チームの12年ぶりの韓国シリーズ優勝に貢献した。今後は韓国球界を代表する内野手に成長することが期待される。
 その他の選手では、右の中継ぎとして起用されたイム・ジュンヒョク(25)が前年比1100万ウオン増の年俸4900万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は29試合に登板、2勝1敗1セーブ、防御率6.75。左の中継ぎとして起用されたパク・キョンテ(22)は、前年比1200万ウォン増の年俸3500万ウォンとなった。2009年シーズンは36試合に登板、1勝2敗、防御率5.45。
 かつてはショートのレギュラーだったが、負傷により近年出場機会が減ってしまい、指名打者として復活したホン・セワン(31)は、前年比2800万ウォン増の年俸8800万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は74試合に出場、打率.261、5本塁打、27打点、2盗塁。また若手内野手キム・ソンビン(19)は、1000万ウォン増の年俸4500万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は72試合に出場、打率.293、0本塁打、6打点、8盗塁。内外野の控えとして起用されたチェ・ヨンギュ(24)は、前年比800万ウォン増の年俸3000万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は、51試合に出場、打率.259、1本塁打、5打点、7盗塁。
 また先日軍から除隊され復帰したイ・サンファ(29)、キム・ヒィゴル(28)の両投手は、2007年の入隊前と現状維持の年俸6000万ウォン、4800万ウォンとなった。

(12月9日の為替レートは、1000万ウォンは約75万6000円。)

(文責 : ふるりん