キアは9日までに、56名の2010年シーズン年俸契約更改対象者のうち、18名との更改を終えた。
特に高卒新人ながらセカンドのレギュラーとして活躍したアン・チホン(19)は、前年比4000万ウォン増と3倍増の年俸6000万ウォンとなった。アン・チホンは2009年シーズン高卒新人ながら123試合に出場、打率.235、14本塁打、38打点、10盗塁の成績を残し、高卒新人の2ケタ本塁打は2001年のキム・テギュン(前ハンファ、現千葉ロッテ)以来8年ぶりとなった。また史上最年少(19歳0ヶ月)でのオールスター戦MVPを受賞し、韓国シリーズ第7戦でも韓国シリーズ史上最年少(19歳3ヶ月)となる本塁打を打ち、チームの12年ぶりの韓国シリーズ優勝に貢献した。今後は韓国球界を代表する内野手に成長することが期待される。
その他の選手では、右の中継ぎとして起用されたイム・ジュンヒョク(25)が前年比1100万ウオン増の年俸4900万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は29試合に登板、2勝1敗1セーブ、防御率6.75。左の中継ぎとして起用されたパク・キョンテ(22)は、前年比1200万ウォン増の年俸3500万ウォンとなった。2009年シーズンは36試合に登板、1勝2敗、防御率5.45。
かつてはショートのレギュラーだったが、負傷により近年出場機会が減ってしまい、指名打者として復活したホン・セワン(31)は、前年比2800万ウォン増の年俸8800万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は74試合に出場、打率.261、5本塁打、27打点、2盗塁。また若手内野手キム・ソンビン(19)は、1000万ウォン増の年俸4500万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は72試合に出場、打率.293、0本塁打、6打点、8盗塁。内外野の控えとして起用されたチェ・ヨンギュ(24)は、前年比800万ウォン増の年俸3000万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は、51試合に出場、打率.259、1本塁打、5打点、7盗塁。
また先日軍から除隊され復帰したイ・サンファ(29)、キム・ヒィゴル(28)の両投手は、2007年の入隊前と現状維持の年俸6000万ウォン、4800万ウォンとなった。
(12月9日の為替レートは、1000万ウォンは約75万6000円。)
(文責 : ふるりん)