サムソン ５−７ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）コ・ヒョジュン ５勝４敗 （セーブ）チョン・デヒョン １勝７Ｓ （敗）ユン・ソンファン ３勝２敗
（本塁打） サムソン ： チェ・テイン ７号、シン・ミョンチョル ９号 ＳＫ ： チョン・サンホ ３号
ＳＫは1回裏サムソンの先発ユン・ソンファンから3番キム・ジェヒョン、4番イ・ホジュンのタイムリーで2点を先制し、ユン・ソンファンは1回持たず降板した。さらにＳＫは3回裏サムソンの2番手キム・サンス（背番号44）から6番キム・ガンミンのタイムリーで1点、5回裏サムソンの3番手チョ・ヒョングンから5番チョン・サンホの本塁打で1点、6回裏9番キム・ヨンフンのタイムリーで1点を追加した。サムソンはＳＫの先発コ・ヒョジュンに6回まで無得点に抑えられていたが、7回表7番チェ・テインの本塁打で1点を返した。ＳＫは7回裏サムソンの4番手ペ・ヨンスから6番キム・ガンミンのタイムリーと、ペ・ヨンスのボークで2点を追加したが、サムソンは8回表ＳＫの3番手イ・スンホから4番ヤン・ジュンヒョク、6番チョ・ドンチャンのタイムリーで3点を返した。
サムソンは9回表ＳＫの4番手チョン・デヒョンから1番シン・ミョンチョルの本塁打で2点差としたが、反撃もここまででＳＫが逃げ切り、トゥサンがＬＧに敗れたためまた1日で首位の座を奪回した。左腕コ・ヒョジュンは7回1失点と好投し5勝目で、奪三振10を記録し、同僚のキム・グァンヒョンを抜き奪三振最多（79個）となった。打線ではキム・ガンミンが3安打2打点と活躍。サムソンは先発ユン・ソンファンの不出来が誤算で、終盤の打線の反撃も及ばなかった。
(7回1失点、奪三振10と好投したコ・ヒョジュン。）
ＬＧ ８−０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ポン・ジュングン ４勝７敗 （敗）クム・ミンチョル １勝１敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・デヒョン ２号
ＬＧは2回表トゥサンの先発クム・ミンチョルから9番クォン・ヨングァンのタイムリーで2点を先制し、先発ポン・ジュングンは無失点どころか無安打に抑え続けた。ＬＧは6回表トゥサンの2番手チョン・ジェフンから2番イ・デヒョンが現在盗塁トップの快足を生かしたランニング本塁打で3点、8回表トゥサンの5番手パク・チョンベから3番チョン・ソンフンのタイムリー、4番ペタジーニ（元読売）の犠牲フライで3点を追加した。ポン・ジュングンは6回裏初安打を許したが8回を無失点に抑え、最後は2番手ウ・ギュミンが相手の反撃を断ち、7位ＬＧが完封リレーで3連敗から脱出した。
毎試合好投を続けながら打線の援護がなく勝てなかったエースのポン・ジュングンは、5月7日のトゥサン戦以来34日ぶりの勝利となる4勝目。13安打と爆発した打線では、チョン・ソンフン、クォン・ヨングァンが4安打2打点と活躍。先発クム・ミンチョルが3回途中で降板し、キム・ヒョンスなどの主軸打者が打てず、わずか5安打でここ4試合で3度目の完封負けを喫したトゥサンは、サムソンに勝ったＳＫにまたもや1日で首位の座を奪われた。
キア ２−４ ヒーローズ （ソウル・木洞）
（勝）イ・ボグン ４勝２敗 （セーブ）シン・チョリン ２勝１敗２Ｓ （敗）パク・キョンテ ２敗
（本塁打） ヒーローズ ： イ・テックン ５号
キアは2回表ヒーローズの先発ファン・ドゥソンから8番ナ・ジワンへの押し出しの死球で1点を先制し、抑えから先発に転向したファン・ドゥソンはここで降板した。ヒーローズは3回裏キアの先発ユン・ソンミンから3番イ・テックンの本塁打、6番ソン・ジマンのタイムリーで2−1と逆転した。ヒーローズは2番手の高卒新人カン・ユングが5回まで無失点と好投した。ユン・ソンミンは追加点を許さず7回途中で降板し、2番手ソン・ヨンミンを登板させキアは継投策に出ると、8回表ヒーローズの3番手イ・ボグンから6番キム・サンフンのタイムリーで2−2の同点に追いついた。
ヒーローズは8回裏キアの3番手パク・キョンテからチャンスを作ると、代わった4番手イム・ジュンヒョクから7番カン・グィテのタイムリー、2番ファン・ジェギュンへの押し出しの四球で2点を勝ち越した。最後は4番手シン・チョリンが抑え、5位ヒーローズが逆転勝ちで3連勝し、5月まで最下位に低迷していた状態から立ち直りつつある。最近ロングリリーフで好投を続けるイ・ボグンが4勝目。3位キアはわずか3安打に抑えられ、連勝が3で止まった。
ハンファ ０−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ソン・スンジュン ４勝３敗 （敗）リュ・ヒョンジン ７勝３敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ １３号
ロッテは4回裏ハンファの先発リュ・ヒョンジンから6番チョン・ボミョンのタイムリーで1点を先制し、先発ソン・スンジュンは好投を続けた。リュ・ヒョンジンは毎回のように走者を出しながら追加点を与えなかったが、打線の援護がなく、ロッテは8回裏3番チョ・ソンファンのタイムリー、4番イ・デホの2ランでリュ・ヒョンジンをノックアウトすると、代わったハンファの2番手の大卒新人ファン・ジェギュから7番カン・ミンホのタイムリーで1点を追加した。
最後は守護神アドキンスがセーブのつかない場面で投げ相手の反撃を断ち、6位ロッテが完封リレーで4連勝とし、チーム状態が上向いてきた。ソン・スンジュンは8回を無失点に抑え4勝目。打線では1番キム・ジュチャンが3安打と活躍。主軸打者の一人ディアズを足首の負傷で欠いたハンファは頼みのエースのリュ・ヒョンジンでも勝てず、4連敗で最下位に低迷している。
(8回を無失点に抑え4勝目をあげたソン・スンジュン。）
