2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本との決勝に敗れ準優勝となった韓国代表は25日深夜、主催者側の用意したチャーター便で仁川空港から帰国した。空港内でキム・インシク代表監督(ハンファ)や選手が出席し、公式記者会見が開かれた。キム・インシク監督は改めて決勝で日本に負けた悔しさを表し、それに対する謝罪の言葉を述べた。また選手たちが持てる力を100%以上出し切ったことに対して、国内の指導者たちにも含めて感謝の念を表した。その他主将ソン・ミンハン(ロッテ)、3本塁打、11打点と大会2冠王となった主砲キム・テギュン(ハンファ)、ポン・ジュングン(LG)などがコメントを述べた。
また26日昼、韓国代表選手やキム・インシク監督などはソウルの大統領府に招かれ、イ・ミョンバク大統領と会食をともにした。そのうち、イ・ジニョン(SK)など一部の選手が、チュ・シンス(クリーブランドインディアンス)などまだ兵役を終えていない選手の免除を大統領に要請した。またこのあとWBC韓国代表は解散となり、選手やキム・インシク監督やコーチ陣は所属球団へと戻り、4月の公式戦開幕に備えることとなる。なお、日本プロ野球で活躍するイム・チャンヨン(東京ヤクルト)は日本へと出国する。