DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  WBC韓国代表、決戦の地・日本に到着  イム・チャンヨン(東京ヤクルト)、ひじの打撲で出場は不透明

 2009年第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は、米国・ハワイ州オアフ島でのキャンプを終え、1日1次ラウンドの開催地・日本へと出発した。韓国代表一向は飛行機2便に分乗し、先発隊は13時10分、本陣は14時50分ごろに成田空港に到着した。一般の入国者と同じゲートから出てきたキム・インシク代表監督(ハンファ)は、空港内で日本、韓国の大勢の取材陣に囲まれ、インタビューを受けた。最大のライバルとされる日本については、最高のチームであると述べ、1次ラウンドは4チーム(韓国、日本、台湾、中国)同等にチャンスがあると分析した。キム・インシク監督は前大会はベスト4に韓国を導き、日本戦は1次ラウンド、2次ラウンドともに勝利に導いている。
 また、今大会抑えとして活躍が期待されるイム・チャンヨン(東京ヤクルト)は、2月28日の日本プロ野球のオープン戦、東京ヤクルト‐中日(沖縄県浦添市民球場)の試合中に相手打者の打球をひじに受け降板し、診断の結果骨に異常はないが打撲だと診断された。ハワイキャンプに参加せず所属先の東京ヤクルトの沖縄キャンプで調整していたイム・チャンヨンは、28日夜東京へ向かったが、WBCへの出場の可否は2日の精密検査の結果によって決める。韓国代表にとってはハワイキャンプに参加したが肩の痛みで最終エントリーから漏れたショートのパク・チンマン(サムソン)に続く悪報となった。
 今後韓国代表はWBC会場の東京ドームで、2日12時より埼玉西武、3日19時より読売と日本プロ野球のチームと練習試合を行い、6日の大会緒戦・台湾戦に備える。