今季プロ野球に参入したヒーローズは8日、ＫＢＯ(韓国野球委員会)への加入金120億ウォンのうち、12月末までに納入すべき第2次分納金24億ウォン(約1億5460万円)を納入した。開幕前メインスポンサー契約を結んだウリタバコ社からは、経営元のセンテニアルインベストメント社が6月末までだった第1次分納金24億ウォンの納入期限を延ばそうとしたことなどで、スポンサー契約を破棄され、11月には主力投手の1人チャン・ウォンサムを30億ウォンでサムソンへ事実上現金トレードしようとするなど、ヒーローズは資金難に陥っていると噂されていた。
ヒーローズは早めに24億ウォンを用意しており、期限より前に支払うことで、最近トラブル続きで悪化する一方だった球団のイメージを改善し、新しいメインスポンサーとの契約締結を進めようとしている。また、今後ヒーローズは残りの加入金60億ウォンを、30億ウォンずつで2009年6月末、12月末までと2度にわたって分納することになっている。また、ヒーローズのイ・ジャンソク代表は、2009年の春季キャンプ地が今季と同じく韓国内の済州島ではなく、以前現代ユニコーンズ(2007年シーズン終了後に解散)が使用していた米国・フロリダ州のブラデントンとなり、初の海外キャンプを実施すると明らかにした。
（文責 ： ふるりん）
