ＳＫ ６−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チェ・ビョンニョン ８勝２敗 （敗）チョン・チャンホン ３勝１３敗
ＳＫは1回表ＬＧの先発の高卒新人チョン・チャンホンから5番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制し、3回表6番キム・ガンミン、7番チョン・サンホのタイムリーで2点を追加した。ＬＧは3回裏ＳＫの先発チェ・ビョンニョンから4番チェ・ドンスのタイムリーで1点を返したが、ＳＫは4回表ＬＧの2番手リュ・テッキョン、3番手ウ・ギュミンから3番キム・ジェヒョン、4番パク・チェホンのタイムリーで2点を追加した。チェ・ビョンニョンは7回途中1失点で降板すると、7回裏のピンチは2番手カ・ドゥギョムがしのいだ。
ＳＫは8回表ＬＧの6番手の大卒新人キム・スヒョンからパク・チェホンのタイムリーで1点を追加し、ユン・ギルヒョン、チョ・ウンチョンの継投で相手の反撃を断ち、6連勝で首位を独走し、2年連続の公式戦優勝へひた走っている。チェ・ビョンニョンは6月8日のロッテ戦以来3ヶ月ぶりの勝ち星となる8勝目。打線ではパク・チェホンが3安打2打点と活躍。主砲ペタジーニを欠く最下位ＬＧはわずか5安打に抑えられ、いいところなく3連敗。チョン・チャンホンは13敗と最多敗戦で、苦しいチーム事情もあるがプロの壁に突き当たったかこれで11連敗。
トゥサン ９−３ ヒーローズ （ソウル・木洞）
（勝）イ・ヘェチョン ５勝４敗 （敗）マ・イリョン １０勝９敗
（本塁打） トゥサン ： キム・ドンジュ １７号
トゥサンは1回表ヒーローズの先発マ・イリョンから4番キム・ドンジュの満塁本塁打で4点を先制し、代わった2番手チョ・ヨンミンから9番チョン・ウォンソクのタイムリーで1点を追加した。4回表にはキム・ドンジュの2点タイムリーなどで3点を追加し、前半で8点の大量リードを奪った。6回表ヒーローズの4番手の高卒新人キム・ソンヒョンから8番チェ・サンビョンのタイムリーで1点を追加し、トゥサンの先発イ・ヘェチョンは7回を無失点に抑えた。ヒーローズは8回裏トゥサンの2番手の高卒新人チン・ヤゴプから5番カン・ジョンホのタイムリーで2点を返した。
ヒーローズは9回裏にもトゥサンの3番手キム・ドギュンから9番キム・ドンスのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで最後は4番手キム・サンヒョンが締め、好調の3位ロッテとし烈な順位争いを続ける2位トゥサンが、前半の大量得点で主導権を握り快勝した。主砲キム・ドンジュが先制の満塁本塁打など6打点と活躍。2番イ・デスも3安打と活躍。一方ヒーローズはチーム最多勝(10勝)のマ・イリョンが1回持たず降板したのが誤算だった。打線ではカン・ジョンホが3安打2打点と活躍。
(1回表先制の満塁本塁打を売ったキム・ドンジュ。)
ロッテ １０−２ キア （光州）
（勝）イ・ヨンフン ４勝６敗 （敗）イ・デジン ５勝１０敗
（本塁打） ロッテ ： ガルシア ２８号
ロッテは1回表キアの先発イ・デジンから3番チョ・ソンファン、4番イ・デホのタイムリー、5番ガルシア(元オリックス)の2ランで5点を先制し、この回代わったキアの2番手クァク・チョンチョルから9番パク・キヒョクのタイムリーで1点を追加した。さらに3回表チョ・ソンファン、イ・デホのタイムリーで4点を追加し、序盤で10点のリードを奪った。キアは4回裏ロッテの先発イ・ヨンフンから途中出場の5番チャ・イルモクのタイムリー、7番イ・ヒョンゴンの犠牲フライで2点を返した。
イ・ヨンフンは7回を2失点に抑えると、8回以降は2番手ペ・ジャンホが抑え、絶好調3位ロッテが3連勝で2位トゥサンとのゲーム差1を守り、サムソンに敗れた4位ハンファとのゲーム差を4に広げた。ロッテはここ15試合で11連勝を含む14勝1敗と、公式戦終盤に入りその勢いはとどまることを知らない。チョ・ソンファンが3打点、イ・デホが4打点と活躍。ガルシアは本塁打王争いトップのキム・テギュンと1本差に迫る28号2ランで、打点王争い独走の100打点目を記録した。わずか4安打に抑えられた6位キアは3連敗で、ハンファに勝った5位サムソンとのゲーム差が4に広がり、4位の座が徐々に遠くなってきた。
サムソン ５−３ ハンファ （大田）
（勝）チョン・ヒョヌク ９勝４敗 （セーブ）オ・スンファン １勝１敗３２Ｓ （敗）チョン・ミンチョル ６勝１０敗
（本塁打） サムソン ： カン・ボンギュ ２号、ヒョン・ジェユン ２号、パク・ハニ ４号 ハンファ ： ソン・グァンミン ７号
5日はハンファが制した5位サムソンとの4位攻防戦第2ラウンドは、サムソンが1回表ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)から5番カン・ボンギュの3ランで先制した。ハンファは2回裏サムソンの先発イ・サンモクの暴投で1点を返し、3回裏2番ソン・グァンミンの2ランで3−3の同点に追いついた。サムソンは5回表チョン・ミンチョルから8番ヒョン・ジェユンの本塁打で1点を勝ち越すと、代わったハンファの2番手パク・チョンジンから1番パク・ハニの本塁打で1点を追加した。
サムソンは5回以降4番手チョン・ヒョヌクが好投し、打線はマ・ジョンギル、ク・デソン(元オリックス)などハンファの必死の継投の前に追加点を奪えなかったが、最後は守護神オ・スンファンが抑え、本塁打3本の一発攻勢で接戦を制し、再び4位ハンファとのゲーム差を0.5ゲーム差に縮めた。今季は中継ぎに先発に活躍するチョン・ヒョヌクは、チーム最多の9勝目。オ・スンファンはセーブ王争いトップの32セーブ目。打線では1番パク・ハニが3安打1本塁打1打点と活躍。ハンファではプロ3年目の今季1軍に定着し、外野のレギュラー定着を狙うソン・グァンミンが3安打1本塁打2打点と活躍。
(5回表パク・ハニが相手を突き放すソロ本塁打を打つ。)
