DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.30) 結果

首位KT5連勝

 KT-LG(ソウル・蚕室)のダブルヘッダー第1戦、NC-キア(光州)は雨天中止。

 

KT 4-3 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)コ・ヨンピョ 7勝4敗  (セーブ)キム・ジェユン 4勝1敗18S  (敗)イ・ジョンヨン 2敗

本塁打) LG : オ・ジファン 4号

 KTは1回表にLGの先発スアレスから3番カン・ベッコのタイムリー、4番ペ・ジョンデの犠牲フライで2点を先制した。LGは1回裏にKTの先発コ・ヨンピョから5番オ・ジファンの本塁打で3-2と逆転した。KTは4回表に6番チャン・ソンウの内野ゴロの間に3-3の同点に追いつき、5回表にLGの2番手イ・ジョンヨンから2番ファン・ジェギュンのタイムリーで4-3と逆転した。LGの3番手キム・ユンシクは7回表まで追加点を与えなかった。

 LGの4番手ソン・ウンボムは8回表から登板し途中で5番手チェ・ソンフンに交代した。KTの2番手パク・シヨンは8回裏から登板した。LGの6番手チョン・ウヨンは追加点を与えなかった。KTの3番手チュ・グォンと4番手キム・ジェユンも無失点に抑え、首位KTが勝利し5連勝となった。7回を3失点に抑えたコ・ヨンピョは7勝目。2位LGでは先発スアレスが肩に張りを覚え4回で降板してしまった。

 

 

サムソン 3-3 SSG  (仁川:ダブルヘッダー第1戦)

本塁打) SSG : ハン・ユソム 12号

 SSGは2回裏にサムソンの先発ウォン・テインから8番イ・ジェウォンのタイムリーで1点を先制した。サムソンは3回表にSSGの先発フォントから3番ク・ジャウクの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。サムソンは5回表に2番ピレラ(元広島)の内野ゴロの間に2-1と勝ち越した。SSGは6回裏に6番ハン・ユソムの本塁打で3-2と逆転した。サムソンは7回表にSSGの2番手パク・ミンホから1番パク・ヘミンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。

 SSGの3番手キム・テッキョンは8回表途中まで無失点に抑えた。サムソンの2番手の高卒新人イ・スンヒョン(背番号54)は8回裏を無失点に抑えた。SSGの4番手ソ・ジニョンは9回表まで無失点に抑えた。サムソンの3番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏を無失点に抑え、試合は9回を終えて同点だったが規定により引き分けとなった。

 

 

サムソン 4-8 SSG  (仁川:ダブルヘッダー第2戦)

(勝)チャン・ジフン 2勝3敗1S  (敗)シム・チャンミン 2勝2敗

本塁打) サムソン : ピレラ 19号、オ・ジェイル 11号  SSG : チョン・ウィユン 7号、キム・チャンヒョン 1号

 サムソンは1回表にSSGの先発チョン・スミンから2番ピレラ(元広島)と4番オ・ジェイルの本塁打で2点を先制した。SSGは2回裏にサムソンの先発イ・スンミンから8番イ・フンニョンのタイムリーで1点を返した。サムソンは3回表に6番カン・ハヌルのタイムリーで2点を追加した。SSGは3回裏にサムソンの2番手シム・チャンミンから5番チョン・ウィユンの本塁打で1点を返した。SSGは4回裏に1番チェ・ジフンのタイムリー、代わったサムソンの3番手チェ・ジグァンから4番チェ・ジョンのタイムリーで6-4と逆転した。

 SSGの2番手の大卒新人チャン・ジフンは7回表まで無失点に抑えた。SSGは7回裏にサムソンの4番手キム・ユンスから7番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を追加し、3番手キム・テフンは8回表を無失点に抑えた。SSGは8回裏にサムソンの5番手キム・ユンスから9番キム・チャンヒョンのNCからの移籍後初本塁打で1点を追加した。SSGの4番手キム・サンスは9回表を無失点に抑え、3位SSGが勝利した。4位サムソンは引き分け1つを挟み3連敗。

 

 

ロッテ 5-6 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)キム・テフン 3勝2敗1S  (セーブ)チョ・サンウ 2勝4敗14S  (敗)ク・スンミン 1勝4敗

本塁打) ロッテ : イ・デホ 10号

 ロッテは1回表にキウムの先発アン・ウジンから6番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の満塁本塁打で4点を先制した。キウムは3回裏にロッテの先発ストレイリーから3番イ・ジョンフのタイムリーで1点を返した。キウムは6回裏にイ・ジョンフのタイムリーで1点を返すと、ロッテの2番手オ・ヒョンテクから6番パク・ピョンホの犠牲フライ、7番ピョン・サングォンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。ロッテの3番手イ・インボクは無失点に抑えた。キウムの2番手イ・スンホは7回表を無失点に抑えた。

 ロッテの4番手の高卒新人キム・ジヌクと5番手チン・ミョンホは7回裏を無失点に抑えた。ロッテは8回表にキウムの3番手キム・テフンから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を勝ち越した。キウムは8回裏にロッテの6番手ク・スンミンから9番イ・ジヨンと2番キム・ヘェソンのタイムリーで6-5と逆転した。キウムの4番手チョ・サンウは9回表を無失点に抑え、6位キウムが勝利した。キウム打線ではイ・ジョンフが3安打2打点、キム・ヘェソンが3安打1打点と活躍。8位ロッテは打線がチャンスを生かしきれなかった。

 

 

トゥサン 8-6 ハンファ  (大田)

(勝)ユン・ミョンジュン 1勝  (敗)チョン・ウラム 1勝1敗8S

本塁打) トゥサン : ヤン・ソックァン 16号  ハンファ : チェ・ジェhン 3号、ヒーリー 7号

 トゥサンは1回表にハンファの先発キンガムから4番ヤン・ソックァンのタイムリーで1点を先制し、4回表に7番チョン・スビンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは4回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから2番チェ・ジェフンの本塁打で1点を返した。ハンファの2番手の高卒新人キム・ギジュンは6回表まで追加点を与えなかった。トゥサンは7回表にハンファの3番手キム・ジニョンからチャンスを作り、代わったハンファの4番手カン・ジェミンから2番キム・インテのタイムリーで1点を追加した。ハンファは7回裏にトゥサンの2番手イ・スンジンからチャンスを作り、代わったトゥサンの3番手ホン・ゴンヒィから4番ノ・シファン、5番チョン・ジンホ、6番ヒーリーへの連続の押し出しの四球で4-3と逆転した。

 トゥサンの4番手チャン・ウォンジュンは8回裏途中まで追加点を与えなかった。トゥサンは9回表にハンファの5番手チョン・ウラムからキム・インテのタイムリーで同点に追いつき、ヤン・ソックァンの満塁本塁打で逆転した。ハンファの6番手キム・ジョンスは追加点を与えなかった。ハンファは9回裏にトゥサンの5番手ユン・ミョンジュンからヒーリーの本塁打で2点を返したが、7位トゥサンが勝利し4連敗から脱出した。トゥサン打線ではヤン・ソックァンが1本塁打5打点、キム・インテが3安打2打点と活躍。ハンファは9連敗で最下位に転落。ハンファ打線でノ・シファンが3安打1打点、ヒーリーが1本塁打3打点と活躍。チョン・ウラムは個人通算902試合目の登板で18年目にしてプロ野球新記録を達成。

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トゥサンは9回表にヤン・ソックァンの満塁本塁打で勝ち越し http://osen.mt.co.kr/article/G1111610346

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(6月30日時点)

            試合  勝   敗   分  勝率

1.KT     68  41  27  0  .603

2.LG     71  41  30  0     .577

3.SSG    70  39  29  2  .574

4.サムソン   73  40  32  1  .556

5.NC     69  36  31  2  .537

6.キウム    73  37  36  0  .507

7.トゥサン   69  34  35  0  .493

8.ロッテ       70     29    40    1      420

9.キア        68  25    43    0     .368

10.ハンファ      71  26  45    0     .366

 

 (文責 : ふるりん