サムソンは30日のキア戦を前に、2007年オフ2軍打撃コーチへの転身を打診され、現役を引退することになったキム・ハンス(36)の引退セレモニーを行った。キム・ハンスは1994年に大学卒業後サムソンに入団後、14年間サムソン一筋で選手生活を送り、1997年に124試合に出場し三塁のレギュラーに定着した。特に勝負強い打撃でファンからも大変人気があり、2002年以降3度の韓国シリーズ優勝に貢献した。
だが2006年以降成績が悪化し、2007年は101試合に出場したものの打率.235、3本塁打、26打点と不本意な成績に終わった。2007年4位に低迷したサムソンはチームの若返りを図りキム・ハンスに指導者への転身を進め、選手契約がもう1年残っていることもありプレイングコーチ就任の話もあったが、示範競技などでの若手の台頭もあり正式に引退することとなった。プロ14年間の通算成績は1497試合に出場、打率.288、1514安打、149本塁打、782打点、59盗塁。
[引退セレモニーでオープンカーに乗り場内を一周するキム・ハンス。]
(文責 : ふるりん)