3度の球団売却に失敗し、球団解散の危機にある現代ユニコーンズを救おうと、KT新球団設立撤回が発表された直後の1月12日から、熱心なある1人の野球ファンが、「現代ユニコーンズに希望の角を」というコミュニティをインターネット上に立ち上げ、全球団のファンにこの問題を広く呼びかけてきた。15日には選手会が記者会見で8球団制維持を強く訴え、現代に10億ウォン(約1億1350万円)を出すと発表した。それに続き、今度は上記のインターネットコミュニティで結集した野球ファンたちが球団の枠を越え連体し、8球団制維持のための署名運動を行った。
ファンたちは寒空の下ソウルのKBO(韓国野球委員会)本部前、近くの江南(カンナム)駅前、明洞(ミョンドン)などの繁華街で集合し、自分の応援するチームのユニフォームを着て署名活動を行った。またファンの代表が、球界関係者に8球団制維持と現代ユニコーンズ存続問題の早期解決、今後の発展を願う声明文を発表した。これらのファンや選手たちの情熱が伝わるかどうかは、18日に開かれこの問題を話し合うKBO理事会次第となる。