大手通信業者のKTは6日、京畿道庁で水原(スウォン)市を本拠地とするプロ野球の新球団設立を推進することを発表した。もし今後KBO(韓国野球委員会)の理事会で承認されれば、プロ野球10球団目の新球団が誕生する。本拠地は水原総合運動場野球場で、かつて2000年から2007年まで現代ユニコーンズが使用していた(現代は2007年限りで解散)。今後京畿道(キョンギド)、水原市など行政側は同野球場を大幅にリニューアルし、球団創設が承認された場合2014年から2軍戦、2015年から1軍戦に参加する計画も発表した。
2013年シーズンから新球団NCダイノスが1軍戦に参加し、9球団制となることが決定しているが、10球団制へのさらなる拡張については議論が重ねられてきた。10球団目の本拠地は、首都圏南部にあるこの京畿道水原市だけでなく、韓国南西部の全羅北道も名乗りを上げている。そのため、KTによる新球団運営が決定的というわけではない。
(文責 : ふるりん)