DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ユン・ソンファンらと契約更改

 サムソンはこれまでに来季の再契約対象者37名中26名と契約更改を終えた。

 今季4月に兵役から復帰し、3年ぶりのプロのマウンドだったにもかかわらず、貴重な右の中継ぎとして活躍したユン・ソンファン(26)は3000万ウォン(約360万円)増の年俸7000万ウォン(約840万円)となった。今季の成績は36試合に登板、3勝0敗、8ホールド、防御率1.04。準プレーオフ第2戦では好投し勝利投手にもなった。ユン・ソンファンは大学卒業後2004年にプロ入りし、その年に中継ぎとして4勝7敗、17ホールドと活躍したが、兵役不正免除の疑惑がかけられオフに軍へ入隊した。
 また、ユン・ソンファンと同じく今季右の中継ぎとして活躍し、プロ6年目にして初勝利を記録したクォン・オウォン(28)は、1000万ウォン(約120万円)増の年俸3400万ウォン(約410万円)となった。今季の成績は24試合に登板、4勝1敗、防御率4.85。また、左の中継ぎとして活躍したチョ・ヒョングン(22)は、1300万ウォン(約160万円)増の年俸4000万ウォン(約480万円)となった。今季の成績は46試合に登板し、1勝2敗、防御率3.11。
 また、内野のレギュラーとして期待されたが故障などによりわずか38試合の出場、打率.189、0本塁打、10打点と完全に期待を裏切ったチョ・ドンチャン(24)は、2000万ウォン(約240万円)減の年俸1億1000万ウォン(約1320万円)となった。プロ6年間で通算34本塁打、特に2005年には16本塁打を記録し韓国シリーズ優勝にも貢献したパンチ力のある若い右の内野手だけに、来季の奮起が期待される。
 
(文責:ふるりん