DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  オ・スンファン、新人王チェ・ヒョンウなどと契約更改

 サムソンは13日、複数の主力選手と2009年の年俸契約更改を行い、2008年主力選手に成長した若手選手たちは、力の衰えが顕著なベテラン選手とは対照的に年俸大幅アップが相次いだ。特にチェ・ヒョンウ、チョン・ヒョヌク、ユン・ソンファン、クォン・ヒョクは初の年俸1億ウォンの大台に乗った。
 2008年も抑えとして活躍し、3年連続30セーブ以上をあげセーブ王となったオ・スンファン(26)は、前年比4000万ウォン増の年俸2億6000万ウォンとなった。2008年の成績は57試合に登板、1勝1敗39S、防御率1.40。北京五輪韓国代表にも選ばれたが、体調不良で登板機会は少なかった。警察庁野球団から3年ぶりにサムソンに復帰し、25歳と史上最年長での新人王となったチェ・ヒョンウ(25)は、前年比5000万ウォン増となった。2008年の成績は126試合に出場、打率.276、19本塁打、71打点、3盗塁で、本塁打、打点部門はチームの2冠王だった。また軍から復帰しサードのレギュラーを確保したパク・ソンミン(23)は、前年比4800万ウォン増と2.5倍増の年俸8000万ウォンとなった。2008年の成績は打率.279、14本塁打、64打点、2盗塁。
 中継ぎに先発に活躍したチョン・ヒョヌクは、前年比7000万ウォン増と倍増以上の年俸1億3000万ウォンとなった。2008年の成績は53試合に登板、10勝4敗11ホールド、防御率3.40。中継ぎから先発に転向し、チョン・ヒョヌク(30)と並びチーム最多勝となったユン・ソンファン(27)は、前年比4000万ウォン増の年俸1億1000万ウォンとなった。2008年の成績は35試合に登板、10勝11敗、防御率3.92。また左の中継ぎとして活躍したクォン・ヒョク(25)は、前年比1000万ウォン増の年俸1億500万ウォンとなった。2008年の成績は43試合に登板、6勝0敗15ホールド、防御率1.32。北京五輪韓国代表にも選ばれ、左のワンポイントとして登板した。 
(注 : 1月13日現在の為替レートは、1000万ウォンが約65万8000円。)