DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  イ・ヨンギュ、ユン・ソンミンが年俸倍増

 キアは12日、昨季オフ複数年契約を結んだイ・ジョンボム(元中日)、チャン・ソンホ以外の選手と来季の契約更改を終えた。特に今季1番打者として好守ともにチームを引っ張ったイ・ヨンギュ外野手(21)は5500万ウォン(約700万円)から倍増の年俸1億1000万ウォン(約1390万円)となり、1億ウォンの大台に乗った。イ・ヨンギュは2005年LGから移籍すると俊足を生かし外野のレギュラーに定着し、今季は125試合に出場、打率.318、1本塁打、39打点、38盗塁の成績を残し、154安打を放ち最多安打のタイトルも獲得した。ドーハアジア大会の韓国代表にも選ばれ、11日には自身初のゴールデングラブ賞外野手部門も受賞した。プロ4年目の来季は名実ともにチームの顔としての活躍が期待される。
 また、抑えとして活躍したユン・ソンミン投手(20)は4500万ウォン(約570万円)から倍増の年俸9000万ウォン(約1140万円)となった。ユン・ソンミンはプロ2年目の今季、最初は中継ぎとして活躍したが、チャン・ムンソクの先発転向後抑えに回った。今季は65試合に出場、5勝6敗19S、防御率2.28と安定した成績を残し、チームの4位進出に大きく貢献した。ドーハアジア大会の韓国代表にも選ばれ、イ・ヨンギュ同様来季の活躍が期待される。