キアは12日、昨季オフ複数年契約を結んだイ・ジョンボム(元中日)、チャン・ソンホ以外の選手と来季の契約更改を終えた。特に今季1番打者として好守ともにチームを引っ張ったイ・ヨンギュ外野手(21)は5500万ウォン(約700万円)から倍増の年俸1億1000万ウォン(約1390万円)となり、1億ウォンの大台に乗った。イ・ヨンギュは2005年LGから移籍すると俊足を生かし外野のレギュラーに定着し、今季は125試合に出場、打率.318、1本塁打、39打点、38盗塁の成績を残し、154安打を放ち最多安打のタイトルも獲得した。ドーハアジア大会の韓国代表にも選ばれ、11日には自身初のゴールデングラブ賞外野手部門も受賞した。プロ4年目の来季は名実ともにチームの顔としての活躍が期待される。
また、抑えとして活躍したユン・ソンミン投手(20)は4500万ウォン(約570万円)から倍増の年俸9000万ウォン(約1140万円)となった。ユン・ソンミンはプロ2年目の今季、最初は中継ぎとして活躍したが、チャン・ムンソクの先発転向後抑えに回った。今季は65試合に出場、5勝6敗19S、防御率2.28と安定した成績を残し、チームの4位進出に大きく貢献した。ドーハアジア大会の韓国代表にも選ばれ、イ・ヨンギュ同様来季の活躍が期待される。