DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  シーズンMVPはリオス(トゥサン)、新人王はイム・テフン(トゥサン)が受賞

 SKの韓国シリーズ初優勝で幕を閉じた2007年シーズンMVPと新人王が31日に選ばれ、MVPはリオス(トゥサン)、新人王はイム・テフン(トゥサン)がそれぞれ受賞した。リオスは今季22勝5敗、防御率2.07、147奪三振(2位)の圧倒的な成績を残し、最多勝最優秀防御率、最優秀勝率(.815)の投手部門三冠王に輝いた。外国人選手のシーズンMVP受賞は1998年のウッズ(トゥサン、現中日)以来9年ぶり2度目、トゥサンからの受賞者も9年ぶりとなった。リオスには2000万ウォン(約255万円)相当の純金のトロフィーが送られた。リオスは2002年キアに入団し05年途中にトゥサンへ移籍し、今季まで韓国で6年連続2ケタ勝利をあげ、通算90勝は外国人投手としては史上最多を記録している。これまで2004年に最多勝、05年に最多奪三振のタイトルを獲得している。
 イム・テフンは今季高校卒業後トゥサンに入団し、開幕直後から中継ぎの柱として64試合に登板、7勝3敗1S、防御率2.40、20ホールド(2位)と新人らしからぬ活躍を続け、韓国シリーズでも1セーブを記録、第6戦では先発登板した。トゥサンの新人王受賞者はホン・ソンフン(トゥサン)以来8年ぶり。 また、MVP、新人王の授賞式と同時に首位打者イ・ヒョンゴン(キア)、本塁打、打点の二冠王シム・ジョンス(サムソン)、セーブ王オ・スンファン(サムソン)など各個人タイトルの受賞者の表彰式も行われた。イム・テフンにはトロフィーと賞金200万ウォン(約26万円)が送られた。