5日に公式戦を全日程終了した2008年の韓国プロ野球は、8日いよいよ年間総合優勝を決めるポストシーズンに突入する。公式戦4位以上のチームが出場するポストシーズンは、8日の準プレーオフ:ロッテ(公式戦3位)−サムソン(同4位)から幕を開ける。7日、第1戦が行われるロッテの本拠地、釜山・社稷野球場で恒例のメディアデーが実施され、サムソンのソン・ドンヨル監督(元中日)、ロッテのロイスター監督、選手代表としてチョ・ソンファン(サムソン)、チン・ガビョン(ロッテ)が出席し、記者会見が行われた。第1戦の予告先発はサムソンがペ・ヨンス(9勝8敗)、ロッテがソン・スンジュン(12勝7敗)と発表された。
8年ぶりのポストシーズン進出となったロッテを応援しようと、社稷野球場での第1戦、2戦だけでなく、釜山から比較的近いサムソンの本拠地・大邱で行われる第3戦、4戦のチケットはインターネットなどによる予約販売分が即日完売してしまった。第1戦の当日販売分のチケット4000枚を購入するため、社稷野球場のチケット売り場前にはすでに徹夜の行列ができている。釜山の熱狂的なファンがどのような激しい応援を繰り広げるのか、韓国中が熱い視線を送っている。
(社稷野球場のチケット売り場前に並ぶ熱狂的なファンたち。)
【準プレーオフ 試合日程】
最大5試合、先に3勝したチームは、16日からトゥサン(公式戦2位)との韓国シリーズ出場をかけてのプレーオフに出場。
延長戦は回数、時間ともに制限なく、決着がつくまで実施。
第1戦 : 10月8日18時(釜山・社稷)
第2戦 : 10月9日18時(釜山・社稷)
第3戦 : 10月11日14時(大邱)
第4戦 : 10月12日13時半(大邱)
第5戦 : 10月14日18時(釜山・社稷)