4月29日、水原(スウォン)公設運動場野球場にサムソン−現代戦を見に行きました。この球場はソウル市内からだと、地下鉄2号線・4号線舎堂(サダン)駅から座席バス7770番に乗り約40分で目の前まで行けます。しかも運賃が1800ウォン(約250円)と安いです。
[球場をバックスクリーン後方から見たところ。]
[1塁側内野席入口。入場券はレフト外野席近くのチケット売り場がメイン。]
[試合前のグラウンド。バックスクリーンの電光掲示板は旧式で、オーロラビジョンもない。]
[投球練習をする現代の先発チャン・ウォンサム。プロ2年目ですっかり左のエースに成長した。]
試合は予定通り17時に開始となります。現代は3回裏サムソンの先発ウィルソン(5月に退団)を捕まえ、4番ブランボー(元オリックス)の3ランなどで5点を先制します。
[打席に立つブランボー。]
[三振しベンチへ戻るブランボー。]
[通算500盗塁以上の大ベテラン、チョン・ジュンホ(田筇昊)。]
[現代の攻撃中。]
この日は日曜日ということもあり、1塁側内野応援席は8割ほど席が埋まっていました。ですが熱心なファンが少ないと言うこともあり、やや盛り上がりに欠けていました。現代は最近球団売却問題が話題になっていますが、この客の入りなら仕方がありません。試合前にグッズショップへ行ったら、商品は去年以前の売れ残りが多く、今年のファンブックも作られていないとか。諸事情で地元人気のない現代ユニコーンズの今後やいかに。
それでも現代の応援団長は一生懸命に応援を盛り上げ、ファンたちもそれについていきます。チャン・ウォンサムはすばらしいピッチングで、サムソンに得点を許しません。
[スタンドをうろちょろするユニコーンズのマスコット。]
[マッカンヒョンデ(屈強現代)のボードを持つ応援団長。]
(黄色い風船がスタンドを鮮やかに染める。)
(ユニコーンの風船人形。)
(ストレッチ体操をするチアガール。)
[サムソンの攻撃中。]
試合は6−2で現代が勝利しました。サムソンは9回表ヤン・ジュンヒョク、シム・ジョンスの2者連続ホームラン以外、いい場面がありませんでした。チャン・ウォンサムは8回無失点と見事な内容でした。
(試合終了後マウンドに集まった選手たち。)
試合終了後は球場の関係者で入り口付近で出待ちをし、この日の打のヒーロー、ブランボーと写真を撮りました。ブランボーはオリックス時代の帽子をかぶっていました。また出待ちをしていた野球ファンの子供たちなど現地のファンたちとも交流でき、楽しい時間を過ごすことができました。果たしてこれが水原での現代ユニコーンズの見納めになるのでしょうか?
(文責:ふるりん)