LGは19日、今季主将を任されていたソ・ヨンビン内野手(35)とキム・ジョンミン捕手(36)の今季限りでの現役引退を発表した。ソ・ヨンビンは檀国(タングク)大卒業後1994年にLGへ入団し、その年同僚のキム・ジェヒョン(SKへ移籍)、ユ・ジヒョン(引退)らと新人王を争う活躍を見せ、チームを韓国シリーズ優勝に導き自身もゴールデングラブ賞を受賞した。だが1998年兵役逃れのため兵務庁職員に賄賂を渡していたことが発覚し、2002年8月から2年3ヶ月間も軍に入隊していた。2005年LGに復帰したものの30歳を越えての2年のブランクは大きく、出場機会も少なかった。特に今季は4月以降2軍生活が続き、最近1軍復帰したものの打率は2割を切り、往年の姿は見る影もなく13年間の選手生活にピリオドを打つことにした。通算成績は827試合に出場、打率.290、760安打、22本塁打、350打点、22盗塁。
キム・ジョンミンは大学卒業後1993年にLGへ入団し、キム・ドンス、チョ・インソンら正捕手の控えとしてチームを支えた。特に昨季はチョ・インソンの不振もあって出場機会も多く、自己最高の5本塁打、29打点を記録したが今季は出場機会が減っていた。現役通算14年間で598試合に出場、打率.255、268安打、13本塁打、121打点。ソ・ヨンビンとキム・ジョンミンの引退試合は、24日蚕室(チャムシル)野球場でのトゥサンとのホーム最終戦で行われる予定。