DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  主将ソ・ヨンビンが引退

 LGは19日、今季主将を任されていたソ・ヨンビン内野手(35)とキム・ジョンミン捕手(36)の今季限りでの現役引退を発表した。ソ・ヨンビンは檀国(タングク)大卒業後1994年にLGへ入団し、その年同僚のキム・ジェヒョン(SKへ移籍)、ユ・ジヒョン(引退)らと新人王を争う活躍を見せ、チームを韓国シリーズ優勝に導き自身もゴールデングラブ賞を受賞した。だが1998年兵役逃れのため兵務庁職員に賄賂を渡していたことが発覚し、2002年8月から2年3ヶ月間も軍に入隊していた。2005年LGに復帰したものの30歳を越えての2年のブランクは大きく、出場機会も少なかった。特に今季は4月以降2軍生活が続き、最近1軍復帰したものの打率は2割を切り、往年の姿は見る影もなく13年間の選手生活にピリオドを打つことにした。通算成績は827試合に出場、打率.290、760安打、22本塁打、350打点、22盗塁。
 キム・ジョンミンは大学卒業後1993年にLGへ入団し、キム・ドンス、チョ・インソンら正捕手の控えとしてチームを支えた。特に昨季はチョ・インソンの不振もあって出場機会も多く、自己最高の5本塁打、29打点を記録したが今季は出場機会が減っていた。現役通算14年間で598試合に出場、打率.255、268安打、13本塁打、121打点。ソ・ヨンビンとキム・ジョンミン引退試合は、24日蚕室(チャムシル)野球場でのトゥサンとのホーム最終戦で行われる予定。