サムソンとLGは14日、3対3の大型トレードを発表した。サムソンからはヒョン・ジェユン捕手(33)、ソン・ジュイン内野手(29)、キム・ヒョナム投手(29)、LGからはキム・テワン内野手(31)、チョン・ビョンゴン内野手(24)、ノ・ジニョン投手(22)がそれぞれ移籍する。
2011年シーズンオフ、10年以上正捕手を務めたチョ・インソンがFA(フリーエージェント)でSKへ移籍し、LGは2012年シーズン正捕手不在で苦しんだ。さらにシーズンオフ、若手捕手のキム・テグンが特別指名で新球団NCへと移籍してしまい、捕手の層がさらに薄くなっていた。そこでサムソンで入団後11年間控え捕手として活躍してきたが、2012年シーズンは若手イ・ジヨンの成長などで1軍出場がなかったヒョン・ジェユンをトレードで獲得した。さらにLGは内野のユーティリティープレイヤーで経験豊富なソン・ジュインも獲得し、内野の層を厚くした。ソン・ジュインの2012年シーズンの成績は96試合に出場、打率.247、0本塁打、17打点、1盗塁。右腕キム・ヒョナムは伸び悩んでいるが、1次ドラフトでの入団と素質は十分である。
キム・テワンは2004年LG入団後、主に内野の控えとして活躍し、2012年シーズンは58試合に出場、打率.220、2本塁打、14打点、0盗塁の成績だった。チョン・ビョンゴンは2012年シーズン1軍出場はなかったが、今後に期待が持てる若手内野手である。サイドハンド右腕のノ・ジニョンは2009年、1軍で16試合に登板して以降出番がないが、まだ若いだけにこちらも成長に期待したい。