ハンファ 3−4 サムソン (大邱)
(勝)オ・スンファン 4勝3敗42S (敗)キム・ヘニム 1勝3敗
(本塁打) サムソン : パク・チンマン 11号
首位サムソンは3回裏3位ハンファの先発アン・ヨンミョンからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制するが、ハンファは4回表サムソンの先発ブラウン(元阪神)からイ・ボムホのタイムリーで1−1の同点に追いついた。サムソンは4回裏チョ・ドンチャンのタイムリーで1点を勝ち越すが、ハンファは7回表サムソンの3番手パク・ソクチンからキム・スヨンのタイムリーと相手のエラーで3−2と逆転する。サムソンは9回裏ハンファの2番手クォン・ジュンホンからパク・チンマンの本塁打で3−3の同点に追いつき、試合は延長に突入した。
サムソンは11回表勝ち越し点を与えないため途中から守護神オ・スンファンを投入し必勝体制をとる。ハンファは9回途中から守護神ク・デソンを登板させていたが、11回から4番手キム・ヘニムを登板させた。するとサムソンは11回裏キム・ヘニムを攻略しチョ・ドンチャンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、首位をしっかりと守り公式戦優勝に向けまた前進した。前日のSK戦でも活躍したチョ・ドンチャンは4安打2打点とサヨナラヒット以外でも勝利に貢献した。3位ハンファは2位現代とのゲーム差が5に広がり、公式戦2位以上のチームが得られるポストシーズンでのプレーオフ以降の進出が厳しくなってきた。
キア 4−6 現代 (水原)
(勝)キャラウェイ 12勝7敗 (セーブ)パク・チュンス 5勝5敗37S (敗)チャン・ムンソク 1勝2敗15S
(本塁打) キア : チョ・ギョンファン 4号
2位現代は5回まで4位キアの先発チャン・ムンソクから得点を奪えなかったが、6回裏チョン・ジュンホのタイムリーで1点を先制すると、この回代わった2番手チョン・ビョンドゥ、3番手チョン・ウォンからサットンとキム・ドンスのタイムリーなどで5−0とリードを広げた。キアは7回表現代の先発キャラウェイからチョ・ギョンファンの3ランなどで5−4と1点差に迫り、キャラウェイを降板させる。現代は8回裏キアの5番手イ・サンファから1点を追加すると、ソン・スンナク、新人イ・ヒョンスン、シン・チョリン、守護神パク・チュンスの継投でキアに反撃を許さず勝利し、首位サムソンとのゲーム差3を守った。キャラウェイは今季チーム最多の12勝目。敗れた4位キアは連勝が4で止まり、この日ロッテに勝った5位トゥサンとのゲーム差が1.5に縮まった。
トゥサン 3−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)イ・ヘェチョン 7勝6敗 (セーブ)チョン・ジェフン 2勝3敗33S (敗)ソン・ミンハン 10勝7敗1S
5位トゥサンは4回表ロッテの先発ソン・ミンハンからソン・シホンのタイムリーで1点を先制すると、5回表ホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの先発イ・ヘェチョンは6回途中まで無失点に抑え、2番手キム・ドギュンも好投する。ロッテは8回裏トゥサンの3番手キム・ソンベからジョン・ゴールのタイムリーで1点を返すが、トゥサンは9回表ロッテの5番手ノ・ジャンジンからキム・ドンジュの内野ゴロの間に3塁走者が生還し貴重な1点を追加した。最後は守護神チョン・ジェフンが抑え、トゥサンは16,17日のキア戦での3連敗の悪夢を忘れさせる勝利をあげ、この日現代に敗れた4位キアとのゲーム差を1.5に縮めた。ロッテ打線はわずか6安打と打線のつながりがなかった。
LG 2−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョン・ウラム 1勝3敗 (セーブ)チョン・デヒョン 8勝3敗14S (敗)キム・ミンギ 2勝4敗6S
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 15号
最下位LGは3回表6位SKの先発ユン・ギルヒョンからパク・ヨンテクの2ランで先制する。SKは6回までLGの先発チョン・ジェボクに抑えられていたが、7回裏LGの3番手キム・ミンギから代打キム・ジェグのタイムリーで2−2の同点とする。そして8回裏キム・ミンギからチョ・ドンファとキム・ガンミンのタイムリーで2点を勝ち越すと、この回代わったLGの5番手パク・マンチェから高卒新人イ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加した。SKはLGの反撃をチョン・ウラムやチョン・デヒョンが抑え逆転勝ちした。LGの連勝は4で止まった。