トゥサン−ロッテ（馬山）は雨天中止。
現代 ４−５ サムソン （大邱）
（勝）チョン・ホンジュン ２勝１敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝２敗３２Ｓ （敗） チャン・ウォンサム ９勝７敗
（本塁打） 現代 ： サットン １０号 サムソン ： チン・ガビョン ４号
首位サムソンは４回裏、２位現代の先発の新人チャン・ウォンサムからチン・ガビョンの本塁打で１点を先制すると、５回裏同じくチン・ガビョンの犠牲フライで１点を追加した。サムソンの先発の新人チョン・ホンジュンは５回を無得点に抑えた。現代は７回表相手のエラーもあり１点を追加したが、サムソンは８回裏現代の２番手シン・チョリンなどからキム・チャンヒィのタイムリーなどで３点を追加した。チョン・ホンジュンは５回を無失点に抑え、６回以降はカン・ヨンシク、クォン・オジュンらのリリーフ陣が現代に反撃を許さない。だが現代は９回表サムソンの守護神オ・スンファンからサットンが３ランを打ち、５−４と１点差に迫る。結局首位攻防戦に連敗した現代はサムソンとのゲーム差が再び6.5に広がった。
ハンファ ３−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・スンホ ７勝７敗 （敗）リュ・ヒョンジン １５勝４敗
（本塁打） ハンファ ： デービス １２号 ＬＧ ： チョン・ウィユン ５号、チェ・ギルソン ３号
ＬＧは２回裏ハンファの先発で高卒新人ながら投手三部門を独走するリュ・ヒョンジンから、チョン・ウィユンの２ランで先制する。だがその後追加点を奪えず、ハンファは５回表ＬＧの先発シム・スチャンからデービスの本塁打で１点を返した。シム・スチャンは５回を１失点に抑え６回以降はカーライル(元阪神)などの中継ぎ陣に託す。だがハンファは８回表チャンスを作ると、代わった４番手ウ・ギュミンからキム・テギュンのタイムリーで３−２と逆転する。
だがＬＧは９回裏、完投勝利まであと１人と迫っていたリュ・ヒョンジンからチェ・ギルソンがサヨナラ２ランを打ち、見事なサヨナラ勝ちを収めた。リュ・ヒョンジンは完投しながら敗戦投手となったものの、最多勝(15勝)、防御率(2.35)、奪三振(154個)のタイトル三部門は依然トップ。９回裏のサヨナラ負けとなりそうな勢いのときこそマウンドを託せそうなストッパー不足の人材が、図らずもこの試合で露出してしまった。開幕から夏場まで守護神として活躍したク・デソン（元オリックス）も最近安定した内容ではなく、浮上の兆しは見えない。
ＳＫ １−２ キア （光州）
（勝）ハン・ギジュ ５勝１０敗 （セーブ）ユン・ソンミン ４勝３敗１０Ｓ （敗）イ・ヨンウク ４勝４敗
キアは２回裏ＳＫの先発ユン・ギルヒョンから押し出しの四球で１点を先制するが、ＳＫも６回表キアの先発チョン・ビョンドゥから６回表相手のエラーもあり１−１の同点とする。キアは８回裏ＳＫの２番手イ・ヨンウクから相手のエラーで１点を勝ち越すと、最後は新守護神ユン・ソンミンが抑えキアが勝利した。２番手として７回から８回までを投げ、安定した投球を見せた大型高卒新人ハン・ギジュはようやっと今季５勝目。４位キアは３位現代とのゲーム差を2.5に縮め、上位争いに打って出ようとしている。
