オールスター戦による中断期間が終わった25日から、平日・土日のナイターの開始時間が19時から従来の18時半に変更となった。
キア 7−2 サムソン (大邱)
(勝)グレイシンガー 7勝9敗 (敗)ブラウン 6勝6敗
(本塁打) キア : イ・ジェジュ 9号 サムソン : チョ・ヨンフン 2号、キム・チャンヒィ 7号
キアは1回表首位サムソンの先発ブラウン(元阪神)からチャン・ソンホの犠牲フライで1点を先制すると、4回表イ・ジェジュの本塁打で1点を追加した。さらに5回表サムソンの2番手チョ・ヒョングンからキム・ジョングクとチャン・ソンホのタイムリーで2点、7回表には4番手チョン・ビョンホから代打キム・ウォンソプのタイムリーなどで3点を追加しリードを広げた。キアの先発グレイシンガーは7回途中まで無失点に抑えた。サムソンは7回裏キアの2番手イ・サンファからチョ・ヨンフンとキム・チャンヒィの連続本塁打で2点を返したが、その後はパク・チョンテとユン・ソンミンに抑えられキアが快勝した。なおヤン・ジュンヒョク(サムソン)は8回表投手強襲のヒットを打ち、史上初の通算1900安打を達成した。
現代 3−7 SK (仁川・文鶴)
(勝)セラーノ 2勝2敗 (敗)キャラウェイ 7勝6敗
2位現代は3回表SKの先発セラーノからイ・テックンの内野ゴロの間に1点を先制し、6回表ソ・ハンギュのタイムリーで2点を追加した。SKは6回裏それまで抑えられていた現代の先発キャラウェイからパク・チェサンとキム・ジェヒョンのタイムリーで3−3の同点とすると、代わった3番手シン・チョリンからイ・デスとキム・テギュンへの連続押し出し四球で5−3と逆転する。SKは7回裏現代の4番手ソン・シニョンからキム・ジェヒョンの2打席連続タイムリーで2点を追加した。SKは7回以降チョン・ウラム、チョン・デヒョン、カブレラの継投で現代に反撃を許さず勝利した。敗れた現代は3位ハンファとのゲーム差が0.5、4位トゥサンとのゲーム差が1に縮まり、2位争いは混沌としてきた。
ロッテ 3−11 ハンファ (清州)
(勝)リュ・ヒョンジン 13勝3敗 (敗)チャン・ウォンジュン 5勝6敗
(本塁打)ハンファ : イ・ドヒョン 11号、キム・テギュン 5号
3位ハンファは2回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンからイ・ドヒョンの2ランとキム・ミンジェのタイムリーで3点を先制する。ロッテは3回表ハンファの先発の高卒新人リュ・ヒョンジンから新人ファン・ソンヨンのタイムリーで1点を返すと、4回表パク・キヒョクのタイムリーで3−3の同点に追いつく。ハンファは5回裏キム・テギュンの3ランで勝ち越しチャン・ウォンジュンをノックアウトし、6回裏ロッテの2番手パク・チチョルの暴投や4番手イ・ジョンフンからキム・テギュンとイ・ドヒョンのタイムリー、相手のエラーなどで5点を追加した。リュ・ヒョンジンは6回3失点で降板すると、7回からは今季ひじの手術を受け一軍登板のなかったチョ・ソンミン(元読売)が昨年9月以来となる今季初登板を果たす。
ハンファはチョ・ソンミン、チャ・ミョンジュ、ヤン・フンの継投でロッテの反撃を断ち大勝し、2位現代と0.5ゲーム差に迫った。リュ・ヒョンジンは最多勝トップの13勝目をあげ、防御率2.28、奪三振130個で投手3部門トップもキープした。勝ち越し3ランを放ったキム・テギュンは5打点と活躍した。ロッテは5回以降ほとんどチャンスも作れず敗れた。
トゥサン 6−0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)リオス 7勝8敗 (敗)チョン・ジェボク 5勝6敗
トゥサンは1回表LGの先発チョン・ジェボクからチェ・ジュンソクのタイムリーで1点を先制すると、3回表相手のエラーで1点、6回表ホン・ソンフンのタイムリーで2点を追加する。さらに7回表LGの2番手シン・ジェウンからアン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点、9回表LGの3番手カン・サンスからアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの先発リオスは9回をわずか3安打に抑え、今季自身初の完封勝ちを収め自信の連敗も3で止めた。打線ではイ・ジョンウク(トゥサン)が3安打を記録し、盗塁王争いトップとなる今季22個目の盗塁も決め、勝利に大きく貢献した。