2005年ゴールデングラブ賞(日本プロ野球のベストナインに相当)の授賞式が11日行われ、各部門ごとに受賞者が発表された。
投手 : ソン・ミンハン(ロッテ) 28試合、18勝7敗1S、防御率2.46
捕手 : チン・ガビョン(サムソン) 110試合、打率.288、6本塁打、34打点
一塁手 : キム・テギュン(ハンファ) 124試合、打率.317、23本塁打、100打点
二塁手 : アン・ギョンヒョン(トゥサン) 105試合、打率.293、4本塁打、62打点
三塁手 : イ・ボムホ (ハンファ) 126試合、打率.273、26本塁打、68打点
遊撃手 : ソン・シホン(トゥサン) 126試合、打率.276、4本塁打、60打点
外野手 : イ・ビョンギュ(LG) 119試合、打率.337、9本塁打、75打点
デービス(ハンファ) 118試合、打率.323、24本塁打、86打点
サットン(現代) 119試合、打率.292、35本塁打、102打点
指名打者: キム・ジェヒョン(SK) 120試合、打率.315、19本塁打、77打点
投手部門のソン・ミンハンは最多勝投手、最優秀防御率、MVPのタイトルに続いての栄冠に輝いた。ロッテからのゴールデングラブ賞選出は1999年のパク・チョンテ(引退)、ホセ(今季はメキシカンリーグに所属)以来6年ぶり。今季自身初の首位打者となったイ・ビョンギュは外野手としては史上最多の通算6度目の受賞となった。キム・ジェヒョンは今回の受賞者中最多得票を獲得し、外野手部門では過去に2度受賞していたが指名打者部門では初の受賞となった。2年ぶり2度目の韓国シリーズ優勝を達成したサムソンからは、チン・ガビョンの初受賞以外受賞者が出なかった。
またハンファの若き主砲キム・テギュンは、ゴールデングラブ賞以外にもフェアプレー賞を受賞し、賞金500万ウォン(約58万円)が送られた。任期は来年3月までだが、先日諸事情により辞意を表明したパク・ヨンオKBO(韓国野球委員会)総裁の退任式も授賞式に先立って行われた。後任は近日中に決定される。
(文責:ふるりん)