DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  2005年ゴールデングラブ賞が発表

 2005年ゴールデングラブ賞(日本プロ野球ベストナインに相当)の授賞式が11日行われ、各部門ごとに受賞者が発表された。

投手  : ソン・ミンハン(ロッテ)      28試合、18勝7敗1S、防御率2.46
捕手  : チン・ガビョン(サムソン)     110試合、打率.288、6本塁打、34打点 
一塁手 : キム・テギュン(ハンファ)     124試合、打率.317、23本塁打、100打点
二塁手 : アン・ギョンヒョン(トゥサン)   105試合、打率.293、4本塁打、62打点
三塁手 : イ・ボムホ (ハンファ)      126試合、打率.273、26本塁打、68打点      
遊撃手 : ソン・シホン(トゥサン)      126試合、打率.276、4本塁打、60打点
外野手 : イ・ビョンギュ(LG)       119試合、打率.337、9本塁打、75打点
        デービス(ハンファ)        118試合、打率.323、24本塁打、86打点
        サットン(現代)          119試合、打率.292、35本塁打、102打点
指名打者: キム・ジェヒョン(SK)      120試合、打率.315、19本塁打、77打点

 投手部門のソン・ミンハンは最多勝投手、最優秀防御率、MVPのタイトルに続いての栄冠に輝いた。ロッテからのゴールデングラブ賞選出は1999年のパク・チョンテ(引退)、ホセ(今季はメキシカンリーグに所属)以来6年ぶり。今季自身初の首位打者となったイ・ビョンギュは外野手としては史上最多の通算6度目の受賞となった。キム・ジェヒョンは今回の受賞者中最多得票を獲得し、外野手部門では過去に2度受賞していたが指名打者部門では初の受賞となった。2年ぶり2度目の韓国シリーズ優勝を達成したサムソンからは、チン・ガビョンの初受賞以外受賞者が出なかった。
 またハンファの若き主砲キム・テギュンは、ゴールデングラブ賞以外にもフェアプレー賞を受賞し、賞金500万ウォン(約58万円)が送られた。任期は来年3月までだが、先日諸事情により辞意を表明したパク・ヨンオKBO(韓国野球委員会)総裁の退任式も授賞式に先立って行われた。後任は近日中に決定される。


(文責:ふるりん