DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.19) 結果

LG2位浮上
 

LG 7-5 キア  (光州)

(勝)ペク・スンヒョン 1勝1S  (セーブ)ユ・ヨンチャン 4勝2敗16S  (敗)チェ・ジミン 2勝3敗2S

本塁打) LG : パク・トンウォン 12号、ホン・チャンギ 4号  キア : チェ・ヒョンウ 13号

 キアは2回裏にLGの先発ケリーから2番ソクラテスへの押し出しの四球で1点を先制し、3回裏に6番イ・ウソンの内野ゴロの間に1点を追加した。LGの2番手ペク・スンヒョンは6回裏に追加点を与えなかった。LGは7回表にキアの先発ネイルから6番パク・トンウォンの本塁打で2‐2の同点に追いついた。さらにこの回代わったキアの2番手チェ・ジミンからチャンスを作ると、さらに代わったキアの3番手チョン・サンヒョンから1番ホン・チャンギ本塁打で5‐2と逆転し、4番オースティンのタイムリーで1点を追加した。キアは7回裏にLGの3番手キム・ジンソンから4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を返した。

 キアの4番手キム・ゴングクは8回表まで追加点を与えなかった。キアは8回裏にLGの4番手イ・ジガンから代打ハン・ジュンスのタイムリー、代わったLGの5番手ユ・ヨンチャンから9番パク・チャンホの犠牲フライで計2点を返した。LGは9回表にキアの5番手キム・ゴングクから2番ムン・ソンジュの内野ゴロの間に1点を追加した。キアの6番手チャン・ヒョンシクは追加点を与えなかった。ユ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、LGが勝利し2位に浮上した。LG打線ではホン・チャンギが3安打1本塁打3打点と活躍。首位キアは連勝が4で止まった。キア打線ではチェ・ヒョンウが3安打1本塁打1打点、5番ナ・ソンボムが3安打と活躍。

 

 

NC 7-5 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)カスタノ 6勝3敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 3勝4敗13S  (敗)チェ・ウォンジュン 4勝5敗

本塁打) NC : デビッドソン 21,22号、パク・コヌ 7号  トゥサン : キム・デハン 1号、ヤン・ソックァン 17号

 トゥサンは1回裏にNCの先発カスタノから相手のエラーの間に1点を先制した。NCは2回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから4番デビッドソンの本塁打で1-1の同点に追いつくと、3回表に2番ソン・アソプのタイムリー、3番パク・コヌの本塁打で4‐1と逆転した。トゥサンは3回裏に9番キム・デハンの本塁打で1点、4回裏に8番キム・ギヨンのタイムリーで1点を返した。NCは6回表にトゥサンの2番手イ・ヨンハから相手の暴投で1点を追加した。トゥサンの3番手チョン・チョルォンは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンは7回裏にNCの2番手キム・ジェヨルからキム・デハンの犠牲フライで1点を返した。

 NCは8回表にトゥサンの4番手チェ・ジガンからデビッドソンのこの試合2本目の本塁打で2点を追加した。トゥサンは8回裏にNCの3番手キム・ヨンギュから5番ヤン・ソックァンの本塁打で1点を返した。トゥサンの5番手キム・ミンギュは9回表まで追加点を与えなかった。NCの4番手イ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、6位NCが勝利した。6回を2失点に抑えたカスタノは6勝目。NC打線ではデビッドソンが3安打2本塁打3打点と活躍。なおソン・アソプは9回表にパク・ヨンテク(元LG)と並ぶプロ野球史上最多タイとなる個人通算2504安打を記録した。先発チェ・ウォンジュンが5回途中4失点で降板したトゥサンは3位に後退した。

 

 

SSG 2-13 サムソン  (大邱

(勝)ウォン・テイン 7勝3敗  (敗)オ・ウォンソク 5勝4敗

本塁打) サムソン : ク・ジャウク 14号、イ・ソンギュ 12号、キム・ヨンウン 15号、キム・ジチャン 2号

 SSGは4回表にサムソンの先発ウォン・テインから5番ハン・ユソムのタイムリーで1点を先制した。サムソンは5回裏にSSGの先発オ・ウォンソクから相手のエラーで1-1の同点に追いついた。SSGは6回表に相手のエラーで1点を勝ち越した。サムソンは6回裏に途中出場の5番イ・ソンギュのタイムリーで2‐2の同点に追いつくと、代わったSSGの2番手ソ・ジニョンから7番キム・ヨンウンの2点タイムリーで4‐2と逆転した。サムソンの2番手キム・テフンは7回表を無失点に抑えた。サムソンは7回裏にSSGの3番手チェ・ミンジュンから3番ク・ジャウクの2試合連続本塁打、イ・ソンギュの本塁打で4点を追加した。

 サムソンの3番手イ・スンヒョン(背番号20)は8回表を無失点に抑えた。サムソンは8回裏にSSGの4番手パク・ミンホからキム・ヨンウンと9番キム・ジチャンの本塁打、2番イ・ジェヒョンとイ・ソンギュのタイムリーで5点を追加した。サムソンの4番手チェ・ジグァンは9回表を無失点に抑え、4位サムソンが勝利し3連敗から脱出した。6回を2失点に抑えたウォン・テインは7勝目。サムソン打線ではイ・ソンギュが3安打1本塁打3打点と活躍。5位SSGでは先発オ・ウォンソクが6回途中4失点で降板した。

ウォン・テイン(サムソン)は6回2失点で7勝目 https://mydaily.co.kr/page/view/2024061922185557035

 

 

キウム 11-14 ハンファ  (清州)

(勝)ハン・スンヒョク 2勝4敗  (セーブ)チュ・ヒョンサン 4勝1敗10S  (敗)チョン・チャンホン 1敗

本塁打) キウム : イ・ジュヒョン 4号  ハンファ : キム・テヨン 7号、チェ・ジェフン 1号、チャン・ジンヒョク 3号

 キウムは1回表にハンファの先発キム・ギジュンから4番ソン・ソンムンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは1回裏にキウムの先発チョン・チャンホンから4番ノ・シファンと6番キム・テヨンのタイムリーで3‐1と逆転した。キウムは3回表に6番の大卒新人コ・ヨンウのタイムリーで1点を返した。ハンファは3回裏にキム・テヨンと8番チェ・ジェフンの本塁打で4点を追加した。キウムは4回表にハンファの2番手チャン・シファンから1番イ・ジュヒョンの本塁打、5番チェ・ジュファンのタイムリーで4点を返した。ハンファは4回裏にキウムの2番手オ・ソクチュからキム・テヨンへの押し出しの死球、相手の暴投などで3点を追加した。

 ハンファの3番手ハン・スンヒョクは5回表、4番手イ・ミヌは6回表、5番手パク・サンウォンは7回表を無失点に抑えた。ハンファは7回裏にキウムの3番手の高卒新人キム・ユンハからチャンスを作ると、代わったキウムの4番手パク・ユンソンから2番チャン・ジンヒョクの満塁本塁打で4点を追加した。キウムは8回表にハンファの6番手キム・ギュヨンから2番ドーソンへの押し出しの四球、代わったハンファの7番手キム・ボムスから3番キム・ヘェソンの犠牲フライ、ソン・ソンムンのタイムリーなどで計4点を返した。キウムの5番手チョ・ヨンゴンは8回裏に追加点を与えなかった。

 ハンファの8番手チュ・ヒョンサンは9回表まで無失点に抑え、7位ハンファが勝利し3連勝となた。ハンファ打線ではチャン・ジンヒョクが3安打1本塁打4打点、キム・テヨンが1本塁打5打点、3番イ・ドユンが3安打と活躍。最下位キウムでは先発チョン・チャンホンが3回7失点で降板した。キウム打線ではソン・ソンムンが4安打3打点、チェ・ジュファンが3安打2打点と活躍。

 

 

ロッテ 13-5 KT  (水原)

(勝)ナ・ギュナン 2勝7敗  (敗)コ・ヨンピョ 1勝2敗

本塁打) ロッテ : ユン・ドンヒィ 5号  KT : アン・ヒョンミン 1号

 ロッテは1回表にKTの先発コ・ヨンピョから3番ソン・ホヨン、4番レイエス、5番ナ・スンヨプ、8番チェ・ハンのタイムリーで5点を先制し、2回表にレイエスのタイムリーで1点を追加した。KTは4回裏にロッテの先発ナ・ギュナンから6番ファン・ジェギュン、8番ペ・ジョンデ、1番ロハス(元阪神)のタイムリーで4点を返した。KTの2番手キム・ミンスは6回表に追加点を与えなかった。ロッテの2番手ク・スンミンは6回裏を無失点に抑えた。ロッテの3番手チン・ヘスは7回裏途中で4番手キム・サンスに交代した。

 ロッテは8回表にKTの3番手ソン・ドンヒョンからチャンスを作ると、代わったKTの4番手チュ・グォンからナ・スンヨプのタイムリー、さらに代わったKTの5番手ソン・ジェホンから1番ファン・ソンビンのタイムリーなどで計4点を追加した。ロッテは9回表にKTの6番手ウ・ギュミンから相手のエラー、6番ユン・ドンヒィの本塁打で3点を追加した。KTは9回裏にロッテの5番手ヒョン・ドフンから途中出場の2番アン・ヒョンミンのプロ初打点となる初本塁打で1点を返したが、6番手パク・チンが無失点に抑え8位ロッテが勝利した。5回を4失点に抑えたナ・ギュナンは2勝目。ロッテ打線ではレイエスが3打点、ファン・ソンビンが3安打1打点と活躍。9位KTでは先発コ・ヨンピョが5回6失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(6月19日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.キア    72  42  29  1  .592

2.LG    74  41  31  2  .569

.トゥサン  75  41  32  2  .562

4.サムソン  72  39  32  1  .549

5.SSG   72  37  34  1  .521

6.NC    72  35  35  2  .500

7.ハンファ  71  32  37  2  .464

8.ロッテ      70  30  38  2    .441

9.KT    72  29     42  1    .408

10.キウム     70  27   43    0    .386

 

(文責 : ふるりん