DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

示範競技 結果(3.9)

 3月9日、2024年示範競技が開幕し、2024年シーズンからの導入が決まっていた自動判定システムやピッチクロックが運用を開始した。示範競技は3月19日まで。

 

LG 5-2 KT  (水原)

(勝)エンス 1勝  (セーブ)ユ・ヨンチャン 1S  (敗)チョ・イヒョン 1敗

本塁打) LG : オースティン 1号  KT : カン・ベッコ 1号

 LGは2回表にKTの先発チョ・イヒョンから4番オースティンの本塁打で1点を先制し、3回表にKTの2番手チョン・ヨンジュから相手の暴投、オースティンのタイムリーで2点を追加した。KTの3番手チュ・グォンは3回表に追加点を与えなかった。KTは3回裏にLGの先発の新外国人エンス(元埼玉西武)から5番カン・ベッコの本塁打で2点を返した。LGの2番手ペク・スンヒョンは5回裏を無失点に抑えた。4番手イ・サンドンは6回表まで追加点を与えなかった。

 LGは7回表にKTの5番手ソン・ドンヒョンから1番パク・ヘミンのタイムリーで1点を追加し、3番手ケリーは7回裏まで、4番手イ・サンヨンは8回裏を無失点に抑えた。LGは9回表にKTの6番手パク・ヨンヒョンからチャンスを作ると、代わったKTの7番手キム・ヨンヒョンから9番ク・ボンヒョクのタイムリーで1点を追加した。LGの5番手ユ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、LGが示範競技初勝利をあげた。

 

  

SSG 1-6 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ク・スンミン 1勝  (敗)シン・ホンミン 1敗

 SSGは4回表にロッテの先発ナ・ギュナンから5番コ・ミョンジュンのタイムリーで1点を先制した。ロッテの2番手パク・チンヒョンは5回表に追加点を与えなかった。SSGの先発オ・ウォンソクは5回裏途中まで無失点に抑えた。ロッテの3番手キム・サンスは6回表に追加点を与えなかった。ロッテは6回裏にSSGの2番手イ・ゴヌクから4番チョン・ジュヌのタイムリーで1-1の同点に追いつき、4番手ク・スンミンは7回表を無失点に抑えた。

 ロッテは7回裏にSSGの3番手シン・ホンミンから9番ナ・スンヨプと1番ユン・ドンヒィのタイムリーで4-1と逆転、この回代わったSSGの4番手ハン・ドゥソルから2番コ・スンミンの犠牲フライで1点を追加した。ロッテの5番手チン・ヘスと6番手チェ・イジュンは8回表を無失点に抑えた。ロッテは8回裏にSSGの5番手チェ・ミンジュンからナ・スンヨプの犠牲フライで1点を追加し、7番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、示範競技初勝利をあげた。ロッテ打線ではナ・スンヨプが3打点と活躍。

 

 

キア 10-3 NC  (昌原)

(勝)イ・ウィリ 1勝  (敗)イ・ジェハク 1敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 1号、イ・ウソン 1号、ソクラテス 1号、ソ・ゴンチャン 1号、キム・ホリョン 1号  

 キアは2回表にNCの先発イ・ジェハクから6番チェ・ヒョンウと9番イ・ウソンの本塁打で3点を先制した。NCは3回裏にキアの先発イ・ウィリから3番ソン・アソプのタイムリーで2点を返した。キアの2番手の大卒新人キム・ミンジュは無失点に抑えた。キアは5回表にNCの2番手キム・シフンから5番ソクラテス本塁打で2点を追加し、3番手の新外国人ネイルは5回裏まで無失点に抑えた。NCの3番手キム・ジェヨルは6回表に追加点を与えなかった。キアの4番手チャン・ヒョンシクは6回裏を無失点に抑えた。

 キアは7回表にNCの4番手ソ・ウィテから5番イ・チャンジンのタイムリーで1点を追加し、5番手チャン・ミンギと6番手イ・ヒョンボム(トゥサンから移籍)は7回裏を無失点に抑えた。キアは8回表にNCの5番手ソン・ミョンギからイ・ウソンのタイムリー、途中出場の1番ソ・ゴンチャン(LGから移籍)の本塁打、途中出場の2番キム・ホリョンのランニング本塁打で4点を追加した。NCは8回裏にキアの7番手イ・ジュニョンから相手の暴投で1点を返し、6番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑えた。キアの8番手チョン・ヘヨンは9回裏を無失点に抑え、キアが示範競技初勝利をあげた。キア打線ではイ・ウソンが1本塁打3打点と活躍。

 

 

キウム 8-12 トゥサン  (利川)

(勝)パク・チョンス 1勝  (敗)チュ・スンウ 1敗

本塁打) キウム : イム・ジヨル 1号、ソン・ソンムン 1号、キム・ドンホン 1号  トゥサン : キム・ジェファン 1号

 キウムは1回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから3番イム・ジヨルの本塁打で2点を先制した。トゥサンは1回裏にキウムの先発ハ・ヨンミンから3番の新外国人ラモスのタイムリー、4番キム・ジェファンの本塁打、7番パク・ケェボムのタイムリーで4-2と逆転し、2回裏にラモスとキム・ジェファンのタイムリーで2点を追加した。キウムは4回表にトゥサンの2番手チェ・ジュンホから6番ソン・ソンムンの本塁打で1点を返した。キウムの2番手の高卒新人チュン・ジュンピョは5回裏から登板した。キウムは5回表に5番の大卒新人コ・ヨンウのタイムリーで2点を返すと、代わったトゥサンの3番手パク・シンジから7番キム・ドンホンの本塁打で8-6と逆転した。

 トゥサンは5回裏にキウムの3番手キム・インボムから9番イ・ユチャンの併殺打、相手の暴投の間に8-8の同点に追いつき、4番手イ・ビョンホンは6回表、5番手キム・ミンギュは7回表を無失点に抑えた。キウムの4番手の高卒新人ソン・ヒョンギは7回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの6番手チュ・スンウは8回表を無失点に抑えた。トゥサンは8回裏にキウムの5番手チュ・スンウから1番キム・デハンの犠牲フライ、途中出場の4番チョン・スビンのタイムリー、5番キム・ミンヒョクの犠牲フライで4点を勝ち越し、7番手の高卒新人キム・テギョンは9回表を無失点に抑え、示範競技初勝利をあげた。トゥサン打線ではキム・ジェファンが1本塁打3打点と活躍。 

 

 

サムソン 2-6 ハンファ  (大田)

(勝)キム・ギュヨン 1勝  (敗)イ・ホソン 1敗

本塁打) ハンファ : イ・ジェウォン 1号、ペルラザ 1号

 サムソンは1回表にハンファの先発サンチェスから5番カン・ミンホのタイムリーで2点を先制した。ハンファは1回裏にサムソンの先発イ・ホソンから5番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を返した。ハンファの2番手キム・ギュヨンは4回表途中から登板した。ハンファは4回裏に8番イ・ジェウォン(SSGから移籍)と2番の新外国人ペルラザの本塁打で4-2と逆転しイ・ホソンをノックアウトした。ハンファはこの回代わったサムソンの2番手チェ・ハヌルから7番ハ・ジュソクのタイムリーで2点を追加した。

 ハンファの3番手イ・ミヌは6回表を無失点に抑えた。サムソンの3番手チェ・ソンフン(LGから移籍)は7回裏まで追加点を与えなかった。ハンファの4番手イ・テヤンは8回表途中まで無失点に抑え、5番手チャン・シファンに交代した。サムソンの4番手チャン・ピルジュンは8回裏に追加点を与えなかった。ハンファの6番手チュ・ヒョンサンは9回表を無失点に抑え、ハンファが示範競技初勝利をあげた。ハンファ打線では4番ノ・シファンが3安打と活躍。

満員となった大田・ハンファ生命イーグルスパーク http://www.stoo.com/article.php?aid=92169032958

 

(文責 : ふるりん