DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2024年保留選手名簿発表 除外された選手は自由契約に

 KBO韓国野球委員会)は11月30日、プロ野球10球団の2024年保留選手名簿542名を発表した。軍保留選手や2023年シーズン途中で自由契約などで退団した選手などは含まれていない。名簿に記載された選手たちは2024年の再契約対象者となる。なお、保留選手名簿から除外された59名の選手は自由契約選手となった。また、2014年、ネクセン(現キウム)でプロ野球史上最多のシーズン201安打を記録したソ・ゴンチャン(LG)も保留選手名簿から外れた。

 

【2024年保留選手名簿から除外された主な選手】

(※は外国人選手)

LG : ソン・ウンボムイム・ジョンウ(以上投手)、ソ・ゴンチャンチョン・ジュヒョン(以上内野手)、イ・チョヌン(外野手)

KT : チョ・ヒョヌ(投手)、キム・ビョンヒィイ・サンホ内野手)、※ アルフォード(外野手)

SSG : キム・ジュハンキム・テフンイム・ジュンソプ、※ マッカーティ(以上投手)、イ・ジェウォン(捕手)

NC : ※ タナー(以上投手)、パク・ソンミン内野手)、※ マーティン(外野手)

トゥサン : コ・ボンジェキム・ジヨンチャン・ウォンジュン(以上投手)、チェ・ヨンジェ(捕手)、シン・ソンヒョン内野手

キア : コ・ヨンチャンナム・ハジュン、※ サンチェス(以上投手)

ロッテ : ムン・ギョンチャン(投手)、※ グッドラム内野手)、アン・グォンス(外野手)

サムソン : ノ・ゴヌ、※ ワイドナー(以上投手)、キム・ホジェ内野手)、ソン・ジュンソク(外野手)

ハンファ : キム・ジェヨンリュ・ヒィウンパク・ユンチョルソン・ユンジュン(以上投手)、イ・ソンゴン内野手)、ノ・スグァンチャン・ウンホ、※ ウィリアムス(以上外野手)

キウム : ※ マッキニー(投手)

 

 保留選手名簿から除外された選手のうち、個人通算132勝のチャン・ウォンジュン(トゥサン)、個人通算1537安打のパク・ソンミン(NC)、主にリリーフで個人通算302試合に登板したキム・テフン(SSG)などは現役引退を表明している。

 

 2023年シーズン終了時点で契約していた外国人選手では、2022年シーズン途中から契約していたKTのアルフォード(△133試合・打率.289・15本塁打・70打点・17盗塁)、韓国1年目だったSSGのマッカーティ(△24試合・9勝5敗・防御率3.39)、韓国1年目だったNCのマーティン(△118試合・打率.283・17本塁打・90打点・15盗塁)、シーズン途中の8月から契約したタナー(△11試合・5勝2敗・防御率2.92)、シーズン途中の7月から契約したキアのサンチェス(△12試合・4勝4敗・防御率5.94)、シーズン途中の7月から契約したロッテのグッドラム(△50試合・打率.295・0本塁打・28打点・0盗塁)、韓国1年目で当初はNC、途中の8月からサムソンと契約したワイドナー(△21試合・7勝5敗・防御率4.54)、シーズン途中の6月より契約したハンファのウィリアムス(△68試合・打率.244・9本塁打・45打点・1盗塁)、シーズン途中の6月から契約したキウムのマッキニー(△12試合・1勝9敗・防御率6.52)は保留選手名簿から除外され、2024年の再契約を見送られた。

(注:△は2023年シーズンの成績)

 

(文責:ふるりん