DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.22) 結果

NC、準プレーオフ第1戦で先勝

2023年 準プレーオフ 第1戦


NC 4-3 SSG  (仁川)
(勝)キム・ヨンギュ 1勝  (セーブ)イ・ヨンチャン 1S  (敗)エリアス 1敗

本塁打) NC : キム・ソンウク 1号  SSG : ハ・ジェフン 1号

 

 2023年ポストシーズンは準プレーオフに入り、レギュラーシーズン3位のSSGと、トゥサンとのワイルドカード決定戦で勝利した同4位のNCが第1戦で対戦した。

 

 SSGは3回裏にNCの先発シン・ミンヒョクから7番チェ・ジフンがチーム初ヒットを打ち、8番キム・ソンヒョンの連打でチャンスを作るも無得点だった。NCも4回表に2番パク・ミヌがチーム初ヒットを打ち、3番パク・コヌの連打でチャンスを作るも無得点だった。SSGは4回裏にも3番チェ・ジョンと4番エレディアの連打でチャンスを作ったがまたも無得点だった。シン・ミンヒョクは6回裏2死で2番手キム・ヨンギュに交代した。

 NCは8回表に先頭の6番ソ・ホチョルがヒットで出ると、代打キム・ソンウクの2017年プレーオフ以来となるポストシーズンでの本塁打で2点を先制した。SSGは8回裏にNCの3番手リュ・ジヌクから代打チュ・シンスと代打チェ・ジュファンの連打でチャンスを作ると、チェ・ジョンの犠牲フライで1点を返した。NCは9回表にSSGの2番手ノ・ギョンウンからパク・ミヌのヒットと送りバント、三塁への盗塁でチャンスを作ると4番マーティンのタイムリーで1点を追加し、さらに代わったSSGの3番手ソ・ジニョンからソ・ホチョルのタイムリーでもう1点を追加した。

NCは8回表にキム・ソンウクの本塁打で2点を先制 https://www.yna.co.kr/view/PYH20231022108900013?input=1196m

 SSGは9回裏にNCの4番手イ・ヨンチャンから先の5番ハン・ユソムがヒットで出ると、6番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)のポストシーズン本塁打で2点を返した。しかし後続を断ったNCが接戦を制し準プレーオフの初戦で勝利した。キム・ヨンギュはポストシーズン初勝利。SSGは先発エリアスが8回を2失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。

 

 準プレーオフ第2戦は10月23日18時半より仁川SSGランダースフィールドで開始され、予告先発投手はSSGがキム・グァンヒョン(※30試合・9勝8敗・防御率3.53)、NCがソン・ミョンギ(※35試合・4勝9敗・防御率4.83)と発表された。

※ 2023年シーズンの成績。

 

(文責 : ふるりん