DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.17) 結果

SSG3位、NC4位、トゥサン5位確定
 

 10月17日、2023年レギュラーシーズン全日程が終了した。ポストシーズンは10月19日、ワイルドカード決定戦:トゥサン-NC(昌原)より開幕する。年間総合優勝を決める韓国シリーズ(LG-プレーオフ勝者)は11月7日からの予定。

 

トゥサン 0-5 SSG  (仁川)

(勝)キム・グァンヒョン 9勝6敗  (敗)チャン・ウォンジュン 3勝5敗

本塁打) SSG : キム・ミンシク 5号、キム・ソンヒョン 1号

 SSGは3回裏にトゥサンの先発チャン・ウォンジュンから8番キム・ミンシクの本塁打、3番ハン・ユソムの犠牲フライ、5番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)のタイムリーで4点を先制した。SSGは4回裏に7番キム・ソンヒョンの本塁打で1点を追加した。SSGの先発キム・グァンヒョンは6回表まで無失点に抑えた。トゥサンの2番手パク・シンジは7回裏途中まで追加点を与えず、3番手チェ・スンヨンに交代した。SSGの2番手チェ・ミンジュンは8回表まで無失点に抑えた。トゥサンの4番手パク・チョンスは8回裏に追加点を与えなかった。

 SSGの3番手の高卒新人イ・ロウンは9回表を無失点に抑え、SSGが勝利し3位が確定、2年連続で進出するポストシーズンは10月22日からの準プレーオフから出場し、2年連続の韓国シリーズ優勝を目指す。キム・グァンヒョンは9勝目。SSG打線ではハ・ジェフンが3安打2打点と活躍。トゥサンは3連敗で5位が確定し、2年ぶりに進出するポストシーズンは10月19日からのワイルドカード決定戦に出場し、NCと対戦しSSGとの準プレーオフ出場を争う。先発チャン・ウォンジュンは5回途中5失点で降板した。

 

 

NC 1-7 キア (光州)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 9勝11敗  (敗)チェ・ソンヨン 5勝4敗

 NCの先発シン・ミンヒョクは5回裏まで無失点に抑えた。キアは6回裏にNCの2番手チェ・ソンヨンから2番コ・ジョンウクのタイムリー、3番キム・ソンビンの犠牲フライで2点を先制した。NCは7回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番マーティンの内野ゴロの間に1点を返した。NCの3番手の大卒新人イ・ジュンホは7回裏まで追加点を与えなかった。キアの2番手チョン・サンヒョンは8回表を無失点に抑えた。キアは8回裏にNCの4番手ハ・ジュニョンから4番ソクラテスの犠牲フライ、代わったNCの5番手イ・ヨンチャンから5番イ・ウソンのタイムリー、代わったNCの6番手ハン・ジェスンから6番キム・テグンと途中出場の7番オ・ソヌのタイムリーで計5点を追加した。

 キアの3番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、6位キアが勝利した。7回を1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは9勝目。キア打線では1番キム・ドヨンが4安打と活躍。キアはすでに6位が確定し、2年連続のポストシーズン進出はならず2023年シーズンを終えた。NCは4位が確定し、2020年の韓国シリーズ優勝以来3年ぶりに進出するポストシーズンでは10月19日のワイルドカード決定戦から出場し、SSGとの準プレーオフ進出をかけてトゥサンと対戦する。

キム・ドヨン(キア)は4安打 https://www.yna.co.kr/view/PYH20231017253200054?input=1196m

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(全日程終了)

        試合   勝   敗   分  勝率

.LG    144  86    56  2  .606

2.KT    144  79    62  3  .560

3.SSG   144  76  65  3  .539

4.NC    144  75  67  2  .528

5.トゥサン  144  74    68  2     .521

6.キア    144  73  69  2  .514

.ロッテ   144  68  76  0  .472

8.サムソン  144  61     82     1    .427

9.ハンファ  144     58     80  6     .420

10.キウム   144    58   83    3  .411

 

(文責 : ふるりん