DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.3) 結果

LG、29年ぶりのレギュラーシーズン優勝確定  3位NC4連敗

 LGは試合がなかったが、KTとNCがともに敗れ優勝の可能性が消滅したため、1994年以来29年ぶりのレギュラーシーズン優勝、2002年以来21年ぶりの韓国シリーズ進出が決定した。

 

キア 3-1 KT  (水原)

(勝)チョン・サンヒョン 4勝1敗3S  (セーブ)チョン・ヘヨン 3勝4敗18S  (敗)キム・ジェユン 4勝5敗30S

 キアは1回表にKTの先発コ・ヨンピョから2番キム・ドヨンの犠牲フライで1点を先制した。KTは5回裏にキアの先発イ・ウィリから3番アルフォードの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。KTの2番手イ・チェホは7回表に3番手ソン・ドンヒョンに交代した。キアの2番手ユン・ジュンヒョンは7回裏に3番手イ・ジュニョンに交代した。

 キアの4番手チョン・サンヒョンは8回裏まで無失点に抑えた。キアは9回表にKTの4番手キム・ジェユンから3番キム・ソンビンのタイムリー、5番イ・ウソンの犠打で2点を勝ち越した。KTの5番手の高卒新人キム・ジョンウンは追加点を与えなかった。キアの5番手チョン・へヨンは9回裏を無失点に抑え、6位キアが勝利した。2位KTでは打線がつながらなかった。

 

 

NC 7-9 SSG  (仁川)

(勝)チェ・ミンジュン 5勝3敗1S  (敗)ハン・ジェスン 1敗

本塁打) NC : クォン・ヒィドン 7号  SSG : ハ・ジェフン 7号

 NCは1回表にSSGの先発エリアスから3番パク・コヌの犠牲フライ、4番マーティンと5番クォン・ヒィドンのタイムリーで3点を先制し、3回表にクォン・ヒィドンの本塁打で2点を追加した。SSGの2番手イ・ゴヌクは5回表まで追加点を与えなかった。SSGは5回裏にNCの先発シン・ミンヒョクから8番キム・ミンシクと9番キム・チャンヒョクのタイムリー、相手の暴投で3点を返した。SSGの3番手チェ・ミンジュンは6回表に追加点を与えなかった。SSGは6回裏にNCの3番手ハ・ジュニョンから3番ハン・ユソムの犠牲フライで1点を返し、代わったNCの4番手ハン・ジェスンから相手の暴投で5-5の同点に追いつくと、さらに代わったNCの5番手ソン・ミョンギから相手のエラー、1番チュ・シンスのタイムリーで3点を勝ち越し逆転した。

 SSGの4番手ノ・ギョンウンは8回表まで無失点に抑えた。SSGは8回裏にNCの6番手の大卒新人イ・ジュンホから途中出場の7番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)の本塁打で1点を追加した。NCは9回表にSSGの5番手ソ・ジニョンから3番パク・コヌのタイムリー、5番パク・ハンギョルへの押し出しの四球で2点を返したが、5位SSGが勝利し3連勝となった。3位NCは4連敗。NC打線ではクォン・ヒィドンが1本塁打3打点と活躍。

 

 

キウム 6-5 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ジェウン 2勝3敗6S  (セーブ)イム・チャンミン 2勝2敗25S  (敗)チョン・チョルォン 6勝5敗12S

 キウムは3回表にトゥサンの先発チェ・スンヨンから4番キム・ヒィジプのタイムリーで2点を先制した。トゥサンは3回裏にキウムの先発イ・ジョンミンから4番ヤン・ウィジ、5番ヤン・ソックァン、6番カン・スンホ、8番キム・インテのタイムリーで4-2と逆転した。キウムの2番手チョ・ヨンゴンは5回裏まで追加点を与えなかった。トゥサンは6回裏にキウムの3番手ムン・ソンヒョンから1番チョン・スビンのタイムリーで1点を追加した。キウムは7回表にトゥサンの2番手イ・ヨンハからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手キム・ミョンシンから2番ドーソンの犠牲フライ、3番イ・ジュヒョンの犠牲フライで2点を返した。

 キウムの4番手ハ・ヨンミンは7回裏途中で5番手キム・ジェウンに交代した。キウムは8回表にトゥサンの4番手ホン・ゴンヒィからチャンスを作ると、代わったトゥサンの5番手チョン・チョルォンから相手のエラーで5-5の同点に追いつき、9回表に6番イム・ジヨルのタイムリーで6-5と逆転した。キウムの6番手イム・チャンミンは9回裏を無失点に抑え、最下位キウムが勝利した。4位トゥサンではリリーフが機能しなかった。

イム・ジヨル(キウム)は9回表に逆転のタイムリーを打つ https://sports.chosun.com/baseball/2023-10-03/202310040100018000002108?t=n1

 

 

サムソン 4-10 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)バーンズ 11勝9敗  (敗)ファン・ドンジェ 5敗

本塁打) サムソン : キム・ジェサン 1号、ク・ジャウク 10号  ロッテ : チョン・フン 6号

 ロッテは2回裏にサムソンの先発ファン・ドンジェから9番パク・スンウクのタイムリーで2点を先制し、3回裏に6番ユ・ガンナムのタイムリーで2点を追加した。サムソンは4回表にロッテの先発バーンズから4番ピレラ(元広島)のタイムリーで1点を返した。ロッテは4回裏に2番ファン・ソンビン、3番チョン・フン、5番チョン・ジュヌ、ユ・ガンナムのタイムリーなどで5点を追加した。サムソンの2番手ホン・ウォンピョは6回裏まで追加点を与えなかった。サムソンは7回表にロッテの2番手ムン・ギョンチャンから代打の高卒新人キム・ジェサンのプロ初本塁打で2点を返した。

 サムソンの3番手ノ・ゴヌは7回裏に追加点を与えなかった。サムソンは8回表に3番ク・ジャウクの本塁打で1点を返した。ロッテは8回裏にサムソンの4番手の高卒新人パク・クォンフからチョン・フンの本塁打で1点を追加した。ロッテの3番手の大卒新人ソク・サンホは9回表を無失点に抑え、7位ロッテが勝利した。6回を1失点に抑えたバーンズは11勝目。ロッテ打線ではチョン・フンが3安打1本塁打2打点、ユ・ガンナムが3打点と活躍。先発ファン・ドンジェが4回9失点で降板したサムソンは9位に後退した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月3日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

.LG    135  82    51  2  .617

2.KT    137  74    60  3  .552

3.NC       133  70    61  2     .534

4.トゥサン  134  70  62  2  .530

.SSG   134  68  63  3  .519

6.キア    132  65  65  2  .500

.ロッテ   133  64  69  0  .481

8.ハンファ  134     55     73  6    .430

9.サムソン  136  58     77     1    .430

10.キウム   140    56   81    3  .409

 

(文責 : ふるりん