DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

チェ・ウォンホ新監督と契約 スベロ監督は契約解除

 ハンファイーグルスは5月11日のサムソンライオンズ戦終了後にチェ・ウォンホ新監督(50)と契約期間3年、総額14億ウォンで契約した。2021年より指揮を執ってきたチーム史上初の外国人監督、スベロ監督(50)は契約解除となる。

 チェ・ウォンホ新監督は大学卒業後の1996年に現代ユニコーンス(2007年シーズン終了後に解散)に入団、LGツインスなどで投手として活躍した。2010年限りで現役を引退し、LGのコーチや野球解説委員として活動した。2020年よりハンファの二軍監督となり、同年6月に成績不振でハン・ヨンドク監督が辞任するとシーズン終了まで監督代行を務め(順位は最下位)、カルロス・スベロ監督の就任後は二軍監督に復職した。

 ベネズエラ出身のスベロ監督はMLBでの選手、監督経験はないが、傘下のマイナーリーグ野球ベネズエラ代表(2019 WBSCプレミア12)などで監督経験があり、チーム史上初の外国人監督となったが2021年、2022年はともに最下位だった。スベロ監督にとって3年契約の3年目だった2023年シーズンも5月11日時点で9位と下位にとどまり、チーム初の4年連続最下位脱出を図ろうとしている。

 

(文責 : ふるりん