サムソンライオンズは8月1日、ホ・サミョン監督(50)が自ら辞任を申し出たことを発表し、パク・チンマン監督代行(45)が2022年シーズンの残り試合の指揮をとることになった。
現役時代は選手としてさしたる実績がなかったホ・サミョン監督は2019年シーズン終了後に就任、2020年は8位に終わるも2021年はKTウィズとの優勝決定戦に敗れるもプレーオフ出場と、6年ぶりのポストシーズン進出を実現させた。しかし2022年シーズンは7月にチーム史上最悪の13連敗を喫するなど、7月31日時点で38勝54敗2分けの9位に低迷していた。
8月2日のトゥサンベアース戦から指揮を執ることになったパク・チンマン監督代行は高校卒業後の1996年に現代ユニコーンスへ入団し、プロ野球界を代表する遊撃手として活躍を続けた。2004年シーズン終了後にFA(フリーエージェント)を行使してサムソンへ移籍、2011年よりSKワイバーンス(現SSGランダース)へ移籍して2015年に現役を引退した。2000年シドニーオリンピック、2002年釜山アジア競技大会、2006 WBC(ワールドベースボールクラシック)、2006年ドーハアジア競技大会、2008年北京オリンピックなど野球韓国代表でも活躍した。2017年よりサムソンにコーチとして復帰し、2022年シーズンから二軍選手を指導するフューチャース監督に就任していた。
(文責 : ふるりん)