SSGランダースは12月27日。2023年シーズンの新外国人選手としてエンニー・ロメロ投手(31)と総額100万ドルで契約した。
ドミニカ共和国出身の左腕エンニー・ロメロは2008年MLBタンパベイレイズと契約、2013年に初めてメジャーリーグに昇格した。2017年より移籍したワシントンナショナルスでは自身最多の53試合に登板し、2018年シーズン途中の4月からピッツバーグパイレーツ、同年7月からカンザスシティロイヤルスに移籍した。2019年から2020年まで日本プロ野球・中日と契約、2021年はロサンゼルスドジャースとマイナー契約、メキシコ・ティファナと契約し、同年6月から2022年シーズン終了まで日本プロ野球・千葉ロッテと契約した。メジャーリーグ5年間の通算成績は137試合に登板、4勝6敗13セーブ19ホールド、防御率5.12。マイナーリーグ11年間の通算成績は174試合に登板、34勝46敗1セーブ8ホールド、防御率4.36。なお2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)、2019 WBSCプレミア12にドミニカ共和国代表として出場した。
これでSSGの2023年シーズン当初の外国人選手枠3名は新外国人選手カーク・マッカーティ投手、ギジェルモ・エレディア外野手、エンニー・ロメロ投手で確定となった。また2022年シーズン終了時で契約していたウィルマー・フォント投手(32)とショーン・モリマンド投手の2名との再契約は結ばれないことになった。2021年からSSGと契約していた右腕フォントは2022年シーズンにおいて28試合に登板、13勝6敗、防御率2.63の成績だった。韓国2年間の通算成績は53試合に登板、21勝11敗、防御率3.13。2022年シーズン途中の7月からSSGと契約したモリマンドは12試合に登板、7勝1敗、防御率1.67の成績だった。
(文責 : ふるりん)