DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手エンニー・ロメロ投手(元千葉ロッテ)と契約 フォント、モリマンドと再契約せず

 SSGランダースは12月27日。2023年シーズンの新外国人選手としてエンニー・ロメロ投手(31)と総額100万ドルで契約した。

 ドミニカ共和国出身の左腕エンニー・ロメロは2008年MLBタンパベイレイズと契約、2013年に初めてメジャーリーグに昇格した。2017年より移籍したワシントンナショナルスでは自身最多の53試合に登板し、2018年シーズン途中の4月からピッツバーグパイレーツ、同年7月からカンザスシティロイヤルスに移籍した。2019年から2020年まで日本プロ野球・中日と契約、2021年はロサンゼルスドジャースマイナー契約、メキシコ・ティファナと契約し、同年6月から2022年シーズン終了まで日本プロ野球千葉ロッテと契約した。メジャーリーグ5年間の通算成績は137試合に登板、4勝6敗13セーブ19ホールド、防御率5.12。マイナーリーグ11年間の通算成績は174試合に登板、34勝46敗1セーブ8ホールド、防御率4.36。なお2017 WBCワールドベースボールクラシック)、2019 WBSCプレミア12にドミニカ共和国代表として出場した。

 これでSSGの2023年シーズン当初の外国人選手枠3名は新外国人選手カーク・マッカーティ投手、ギジェルモ・エレディア外野手、エンニー・ロメロ投手で確定となった。また2022年シーズン終了時で契約していたウィルマー・フォント投手(32)とショーン・モリマンド投手の2名との再契約は結ばれないことになった。2021年からSSGと契約していた右腕フォントは2022年シーズンにおいて28試合に登板、13勝6敗、防御率2.63の成績だった。韓国2年間の通算成績は53試合に登板、21勝11敗、防御率3.13。2022年シーズン途中の7月からSSGと契約したモリマンドは12試合に登板、7勝1敗、防御率1.67の成績だった。

 

(文責 : ふるりん