2022年もDAILY KOREAN PRO BASEBALLをご覧いただきありがとうございました。毎日とはいきませんが、今年1年間更新し続けられたのもひとえに読者の皆様のおかげです。
1982年の韓国プロ野球発足から40周年の節目だった2022年は、2020年と2021年の過去2年間とは異なり無観客試合はなく、野球場にファンたちの歓声が戻ってきました。10球団の総観客動員数は607万6074名と史上最多だった2017年の840万688名には及びませんが、プロ野球は確実に熱気を取り戻していました。そういった中で2021年にSKワイバーンスを継承し発足したSSGランダースがレギュラーシーズン、韓国シリーズともに優勝とプロ野球界に新風を巻き起こしました。
しかし2022年9月に開催予定だった中国・杭州アジア競技大会は2023年に1年延期となり、軍に入隊する前の選手たちは韓国代表として出場し優勝すれば兵役免除の恩典があるため、2022年シーズン終了後にやむを得ず軍へ入隊する選手、または入隊を先送りにした選手も出るなど、プロ野球界に少なからぬ影響を与えました。2023年はこのほかにも3月のWBC(ワールドベースボールクラシック)、11月のアジアプロ野球チャンピオンシップといった国際大会が予定され、近年威光を失っている野球韓国代表の復権がかかります。
次の2023年もプロ野球全試合の詳細や最新の情報を皆様にお届けします。今後もご贔屓の程をよろしくお願いいたします。
(文責 : ふるりん)